京津畑日記 第58週 8月9日〜8月15日
改めまして2023年7月に岩手県一関市大東町に移住しました。一関地域おこし協力隊の丸谷誠司(マルターニ)です。
自伐型(小規模)林業を通して、里山と経済の循環を起こす山守、自伐林家を目指しています。山が元気になる森の散策路や木材の面白い使い道を考えています。
それではどうぞ。
8月9日(金曜日) ニップル、note、京津畑作業道
先日、メーカーのメンテナンスの方が届けてくださったニップル。中古のバックホウなので、グリスが入りづらい箇所がチラチラ。
まずは排土版のところを交換。隙間が狭く、手の小さな妻と交代しながら作業。
昼、note。
午後、作業道つくり。伐倒を妻が担当し、4m10cmに刻むためにチェーンソーを入れるが、挟まれる。挟まれるのは木の動きに対して反対の方向から切ろうとするため。
そこで、マルターニの出番。
。。。
反対側から写真を撮る妻。
よく観察して、たくさん挟まれて、挟まれないように技術を上げます。
8月10日(土曜日) 京津畑作業道
協力隊3人と仲間で、作業道の方向性を話し合う。光治さん先生の教えの確認と、作業確認。
午後から道作業。
夕方からは、藤沢町野焼き祭りへ。
作品を作る気、満々の満々の満々(わかった人はコメントしてね)でしたが、粘土に触れる時間が取れづ、購入したまま。とはいえ炎好きの夫婦ですから、行ってきました。佐藤一関市長も縄文人ファッションで参加されていました。
せっかく購入した粘土は、何らかの形にします。
8月11日(日曜日) 河川の草刈り、おやすみ
京津畑集落を北南に流れる川。昔は飲料水のほか、小学校の水泳の時間にも使われていたそうです。温暖化に伴い、草の伸びも激しいため、自治会も草刈りをしています。奉仕活動を1時間ほど。
岩があったり、足場が悪いため、難易度は高い。
8月12日(月曜日) 横断排水
早朝、台風5号の接近に伴い、作業道の水の流れが気になる。雨がまだ降っていないため台風の来る前に行ってきた。
数日間、バックホウも天候に恵まれず、補修や仕上げが進んでいない。クワもないので、草刈りのクワ?みたいなもので、カリカリと地面を掻く。
小さな滝、カスケードの場所には、下方に蒸散を促す石を置く。
さて、どんな台風が来るのでしょうか。
台風は大したことなく過ぎ去ったが、夜中に置き土産の雨音で眼が覚める。結構な土砂降り。
8月13日(火曜日) 盆踊りの準備
昨年は、ヤグラを駐車場に立てたのに本番の日は、雨で体育館にて行われた盆踊り。昨年の様子はこちら。
今年は台風が確実なので、ヤグラは立てず屋台用の屋根を皆さんで作りました。
8月14日(水曜日) 資材購入へ、京津畑作業道、盆踊りの準備
朝、借家改修の資材を買い出し。台風で山作業ができない時があるだろうと、ようやく次の手が進めました。床板を購入。
京津畑の作業道つくりをさせていただいている山主さん。お盆という事もありお墓参りのタイミングが合いまして、作業道を山主さんと息子さんに見学していただけました。息子さんは、山はあるが子供の時以来、入ったことはなく説明させてもらいながら歩きました。
「綺麗になったね」「よくわかった」とお言葉をいただき、今後の励みになります。
夕方、盆踊りの準備。
雨が降り込まないように、ビニルを広げて
昨年と同じように、かき氷、ビールサーバーも設置して本番を待ちます。
踊りに参加した人がもらえる、くじ引き。お陰様で昨年に続き自分も(やまあい工房賞)妻も(生産組合長賞)景品をいただきました。ありがとうございます。
8月15日(木曜日) ゴミ出し、盆踊り片付け、作業道つくり、借家の改修、note
借家の不燃ごみを出す。
残念な結果は、前回の不燃ごみ。悔しい。
盆踊りの後片付け。生産組合員は、米のカメムシ防除作業のため、主に自治会で行う。
昼から作業道ですが、水を含んでいるため、修正や仕上げは出来ない。少しだけ先へ進む。
昨夜、スプレーした殺虫剤。本当は使いたくないのだが、家を食べられるのは困る。えげつないので遠目からの画像。
ムネアカオオアリ。柱の中をカシャカシャと音を立てて巣穴を広げている。
改修作業
台風の合間を縫って、床を補強しました。張り替えは時間と労力を使うため短略化。パヨンパヨン、ユパユパ、ふにゃふにゃの床をカビ取りで吹き上げ、
下板も断熱材も入れないけれど平たい床がありがたい。
夜、note。
おまけ トンボが
盆踊りの打ち上げ。大発生した羽蟻の後に、窓から入ってきたトンボ。人の頭で休まれていました。
今週も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
妻も同じく一関市地域おこし協力隊員です。小さな女が小さな林業をするまでの経過観察ができます。ご興味があればこちらのnoteもぜひご覧ください。