京津畑日記 第42週 4月19日〜4月25日
自伐型(小規模)林業を通して、山と経済の循環を起こす山守を目指しています。
改めまして2023年7月に広島県広島市から岩手県一関市大東町に移住。地域おこし協力隊のMです。
今週は春の天候に左右されながら、京津畑集落の立派な満開桜が見ることができました。初春よろし。
それではどうぞ。
4月19日(金曜日) 移住者面談
令和6年度も自伐型林業の地域おこし協力隊を募集しており、一関市へ視察に来る人たちがいます。
その中のお一人と少しだけ先輩の我々との面談、地域の暮らしなど質疑をされました。隣の集落の受け入れ施設も寄られたようです。
4月20日(土曜日) おやすみ
広島の被爆桜にご縁がある地域に行ってきました。
4月21日(日曜日) 換気扇、陸前高田市の先輩
トイレの換気扇が年末から壊れていたのですが、予算が足りず。やっと買い替えました。
午前中に移動。一関市の東隣、陸前高田市の小規模林業家、そして地域おこし協力隊の先輩に話を伺いに行ってきました。
施業されている山の入り口、木工作品、林内の作業道、協力隊時代の希少なお話。
メープルシロップが時期限定で採取できるそうです!カナダだけじゃなかった!
残りの協力隊活動、林家としての方向性、副業など参考になるお話ばかりでした。海も目の前でしたし、京津畑から1時間以内で行ける場所。おしゃれなスポットも人もたくさんでした。4月27日、28日は花火が上がるらしいです。
帰宅してジャガイモ用の灰を作りました。被爆桜の枯れ枝を持って帰っていたので、この灰を使い畑にジャガイモを植えます。
4月22日(月曜日) 市役所にて取材協力、林内作業車メンテナンス
一関市の広報誌「議会だより いちのせき」に自伐型林業と地域おこし協力隊の記事を載せるということで、市議会議員と打ち合わせ。那須 勇議員と猪俣 晃議員、書記 議会事務局 熊谷 優氏。約40分の初めまして自己紹介タイム。市議員のお二方は、同じく1期目そして前職は市の職員だそうです。
次回は、施業地と我々が住む京津畑に写真を撮りに来られるそうです。5月中旬予定。
取材の打ち合わせ後は、林政推進課に戻り、今年度の研修や実習のスケジュールに提案を入れさせていただきました。
昼を挟んで、ワイヤーがキンクし危険な状態になった林内作業車のメンテナンス。巻きドラムのブレーキが効きにくいため、新品のバネを交換し、ワイヤーを安全なところで切りました。
4月23日(火曜日) やまあい工房お手伝い、玉切り、畑の草抜き
午前中、やまあい工房さんのお手伝い。
午後から、冬前に切ってあった集落の玉切り作業。ほとんどは加藤隊員が終わらせてくれている(手伝えずすまん。。)残りの2本分を玉切りました。チェーンソーが挟まれる度に、楔を打つこみ、回数ごとに楔の要領が分かってきました。
距離で近いのは上方の平地なのですが、人力は数個が限度でした。滑車を買ったので、ロープを使い力学してみました。
結んだり解いたりロープワークが課題です。縛るだけじゃダメなのね。
帰宅してから夕暮れまで、畑予定地のギシギシという芋系の草抜きです。腰が痛い。
4月24日(水曜日) 研修林の集材作業
協力隊3人で作業。巻きドラムのワイヤーが50mから15mほどに短くなったことで、キンクを恐れずに作業できました。
作業は午前中で上がり、雨予報に備えて休憩。
休憩していると、林政アドバイザーから連絡があり、土場の確認に来てくださいました。何かとお世話になって、トラロープも貸していただきました。
4月25日(木曜日) マネジメント、間伐後の片付け
午前中は妻と今後の活動などの確認。時間配分が不得意なので今更「マネジメント」を使って
・地域おこし協力隊
・自伐型(小規模)林業
のお客さんは誰なのか。提供ものは何か。削るものは何か。話し合いました。
午後からは、集落の除伐整備。協力隊3人。
下の写真は、珍しい挟まれ方だったのでパチリ。
伐倒した時に枝が地面に突き刺さっていました。枝祓いをしていた時に、木の重量で枝っこに挟まれました。テンションを抜いてから元を切らないと挟まれるのですね。
帰宅後は、畑のギシギシ処理。畑全面に手が行き届かないので、捨てるジューたんをマルチングに広げてみました。時間稼ぎ!
おまけ
山菜の季節、何をとっているのでしょうか?
今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
来週は、集落の清掃活動と花見弁当。研修林の集材や道作り、除伐作業をです。
妻も同じく一関市地域おこし協力隊員です。小さな女が小さな林業をするまでの経過観察ができます。ご興味があればこちらのnoteもぜひご覧ください。