京津畑日記 第49週 6月7日〜6月13日
自伐型(小規模)林業を通して山と経済の循環を起こす山守を目指しています。
改めまして2023年7月に広島県広島市から岩手県一関市大東町に移住した地域おこし協力隊のMです。
林内作業車を用いての搬出。東山和紙との実験。農地草刈り。
終盤は猛暑になりましたね。
それではどうぞ。
6月7日(金曜日) 研修林の集材搬出、NOTE
6日に引き続き協力隊3人で運搬。
土場に積み上げ。
留奈隊員と加藤隊員は、各々ぬかるみの箇所に橋を渡され林内作業車のキャタピラに泥が入り込むのを防いでいました。
バックホウがなくても上手に作られますね。すごい。
6月8日(土曜日) お休み(農地草刈り)、大学生と交流
集落の使っていない農地の草刈り。
夜は、京津畑交流館に合宿している國學院大学の22名と交流。
一日中、刈払い機を操作してヘトヘトになったので、小一時間で失礼しました。
6月9日(日曜日) お休み(農地草刈り)
6月10日(月曜日) 事務、片付け、畑観察
午前中、書類作成と借家の片付け。
九条ネギとじゃがいもの根につく菌が相性が良いと聞き、隣植しているのですが元気がない理由が判明しました。
犯虫はコイツでした。(虫の写真があります↓)
ネギオオアラメハムシ
一年目の畑は観察に徹することにしています。薬は使いたくありません。
6月11日(火曜日) 研修林の集材運搬、市役所
仲間もやってきて集材。
午前中、Mは玉切り、枝払いのチェーンソー作業に没頭しました。午後は集材運搬。
6月12日(水曜日) お休み(農地草刈り)、環境部会
午前中、草刈り。
19時から興田市民センターにて、安全環境部会の集会に参加させていただきました。獣害被害の報告、河川の水質検査結果、そして6月23日に興田市民センター近くの公園で行われる林業祭について。(Mは研修と重なっているため不参加。)初参加だったため今後の獣害防止や小規模林業の展開について、Mが思っていることを一方的にお話しさせていただきました。
お誘いくださったS様、ありがとうございました。
6月13日(木曜日) 東山和紙の研究
家の改修にあたり興味深い協力者を見つけました。同じく一関市地域おこし協力隊 東山和紙担当の佐藤萌香さん。noteはこちら。
京津畑までの細い道路を恐々と車で登ってきていただきました。感謝!
まず木工用ボンドを水で1:1に溶かして砂壁に塗布しました。
ところが砂壁が水分で緩くなることから、ボソッとローラーにとりつき剥がれました。
一面は塗り終わり、右側は懐かしのスクイージの登場です。あれは秋ころ、一階の居間をせっせと砂壁を落としていましたっけ。
剥がし終わった壁面にコロコロで木工ボンドを塗布。
砂を落とした方が抜群に良い。壁が乾く間に昼食。
午後、次は手漉き東山和紙の登場です。
強度も強いので水で線を引き、手でちぎります。
和紙には、ケチャップくらいの濃度で塗布。
まずは2面を張り終えて終了です。
佐藤萌香さん、どうもありがとうございました。
おまけ 室根山
一関市内(いや京津畑も市内なんですけれども。。)からの帰り道。気仙沼方向に見える室根山があります。
この日は、まるで富士山の写真のように丸い雲が山にかかっていました。写り切れてませんが、室根山の景色を一瞬見れるのが帰宅時の楽しみです。
今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
来週は、移住希望者面談などです。
どうぞお楽しみに!
妻も同じく一関市地域おこし協力隊員です。ご興味があればこちらのnoteもぜひご覧ください。小さな女が小さな林業をするまでの経過観察ができます。