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京津畑日記 第86週 2月21日〜2月27日

2023年7月に岩手県一関市大東町に移住しました。一関地域おこし協力隊の丸谷誠司(マルターニ)です。

自伐型(小規模)林業を通して、里山と経済の循環を起こす山守、自伐林家を目指しています。山が元気になる森の散策路や木材の面白い使い道を考えています。

今週は、林業、蘇民祭、オーガニックフェスタ、交流会、里山整備、桜とたくさんです。ですので、ざっくり書きます!

イベントを企画しました。詳細は最後に、メルマガで配信します。ご登録は最下部です。
それではどうぞ。


2月21日(金曜日) 京津畑の集材

午前中、加藤隊員とバックホウと林内作業車を用いて、集材作業。

バックホウで林内作業車に積む。

木材の仕分けについて森林組合さんの指導を受けて、動画で確認。基本的な造材を頭に入れて、作業です。お互いにスックリ整理されていたので、捗りました。

木は、まだ凍ってました。

2月22日(土曜日) 伐倒訓練

川崎町の研修林にて除伐作業。留奈隊員と作業。
間伐は行き届いている場所でした。

西斜面の急勾配が広葉樹も生えたいたので、ボサ作りました。

15時過ぎて留奈隊員が、かかり木。
加藤隊員のプラロックを使うが、上手く倒れない。

よいしょしても駄目。

かかり木の周りを黄色いテープで囲い、24日に持ち越し。

2月23日(日曜日) 
蘇民祭ボランティア、オーガニックフェスタ

岩手県に来るご縁をいただいている藤沢町の長徳寺。
蘇民祭のお手伝い。
昨年は黒石寺しか行かれず、ようやく長徳寺の蘇民祭が叶います。

空飛ぶ風呂

3月2日の本番には、裸の男衆が暖を取る。

昼のおにぎりをいただき、解散。
同じく藤沢町の藤源寺へ。急な訪問でしたが、暖かく対応してくださりお知り合いの木材屋さんに紹介していただきました。

一路、一関ヒロセユードームへ。
10月25日、26日に行われるオーガニックフェスタいわてin一関2025のミーティング。


山から海までの間に田畑があり、自伐型林業も大切な営み、循環のワンピース。

2月24日(月曜日) 伐倒訓練

川崎町の研修林にて除伐作業。留奈隊員と研修生の計3人で作業。

間伐の手が入っている林

マルターニは前回と同じ場所で、ボサや枝落としなど。

ボサ作りの成果

下の田んぼが実りますように、祈りを込めて。
午後は、研修生とさらに登ったあたりの間伐。枝分かれして育った二股の木など。

ほんずつの二股

2月25日(火曜日) 協力隊交流会 in東山

東山和紙の工房へ。
和紙作りも、林業です。マルターニ談

水力動力
コウゾを叩く動力装置
高知県からやってきた装置。現役。

工程を経て和紙を漉くところ。職人の技になるには、歳月が必要とのこと。

解説をする佐藤隊員
和紙を乾かす薪ボイラー
協力隊の聴く姿勢も真剣です。
コウゾの皮
コウゾ畑
トロロアオイ ネバネバ

佐藤隊員のnoteはこちらです。

次は中村さんの東山商店街紹介。

江戸時代の建築、元は造り酒屋。タバコの倉庫を移築。

中村さんのnoteはこちら。

昼ごはんの後、川崎町へ移動。
調査船ゆはずに乗船させていただきました。

川の深さ7.3m

鉄橋良いなあ。

川縁はゴミが散乱してました。竹もクタクタになっていたり、景観を整えたら、人の意識も変わるのでしょうけれど。歯がゆい。いずい。
下船前に調査アンケートへ記入。

ベテラン船長

帰路にシャボン玉パフォーマーでもある森のくまさんへ。 注文していたプレートを受け取りに。

どこでもドアも作れる人

家具のオーダー 森のくまさん のインスタはこちら。
https://www.instagram.com/kumagai.osamu?igsh=MXdmd3BzYnhrdzJ2ZQ==

2月26日(水曜日) 瓦版、興田地区の里山整備の話し

午前中、興田の町をぐるっと。市民センターへ瓦版の印刷。
山友建設さんに挨拶がてら領収書を受け取りに。

午後は、興田地区振興会 安全環境部会の方、そして簡易製材機を作られている京津畑自治会長さんと今後の地元活動について意見交換。

炭スゴという入れ物

ひと昔は、摺沢という駅名が書かれた荷札を見て、都会の人は「良い炭だ」と言ったとか。岩手県は日本一の炭の生産量でした。広葉樹の県。

2月27日(木曜日) がっこの桜、事務

元京津畑小学校のソメイヨシノ。
枝が落ちたりカビの病気になったりしていたので、やむなく伐採を決断されました。
事業体のお仕事を見学させていただきました。

人に当たると危険ですし。
高所作業車で手際よく。
見守る自治会長と留奈隊員

高所作業車と足元のチームで、テキパキと仕事されてました。

おまけ モンベル

モンベルは小規模林業の方も使える山道具をたくさんありますね。その中の一つ、腰袋のロガーバック。中に小さな袋があるんですが、短いドライバーを入れてしまうと、非常に取り出しにくい。気をつけましょう。

来週は、やまあい工房のお母さん方のお話、ミーティング。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
来週もお楽しみに。

岩手が大好きな妻も同じく一関市地域おこし協力隊員です。小さな女性が小さな林業を会得するまでの経過観察ができます。ご興味があればこちらのnoteもぜひご覧ください。

https://note.com/kyotuhata_r/

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