【粉もんの味】ていねいに書く雑文~その231~20230125
【粉もんの味】
家でお好み焼きを作ることが、月に1回か2回あります。以前は焼きそばを使う広島風のお好み焼きを作っていたのですが、今は大阪風のやつを。
こういうとき、小麦粉から、、というパターンではなく「もう全部入ってて、混ぜて焼けばできるやつ」を使うタイプです。
今までは日清製粉とかそんな「ちょっといい鰹節入ってます」的なやつを使っていたんですが、コスパを考えて業務スーパーブランドの一番安いやつを買ってみました。1キロで300円ぐらいだったかな。5回ぐらいは使えます。
わたし、大阪風のお好み焼きを作るときには、粉末の出汁を大量にぶちこむタイプでして。たぶん、大阪風のごっちゃ混ぜお好み焼きの味を決めるのは、出汁だと思っているタイプなんです。だからかつおの粉とか粉末出汁とか粉ソースとかを、元の粉にプラスして生地を作っています。
「さすがに一番安いやつだと、ちょっと味が心配」という、松竹梅の3コースがあったらとりあえず竹を選んじゃう日本人的な心配をしていたんですが、実際に食べてみた感想としては「全然違いが分からん」といったところ。
出汁やら何やらを大量投入している時点で、元の味もへったくれもないんですが「違わないなら安いやつでええわ」ということに気づきました。
安すぎるやつは何か心配、という気持ちは分かります。実際に味が大きく違うこともあります。焼肉のタレとか、そのものの味で食べるものについては、やたら安いとあんまりおいしくなかったりしますよね。ソースとかも。
ちょっとかっこつけて見栄はって買ってたものが、ほんとはそんなことしなくてよかったのにってパターンはあるかもしれませんね。もちろん逆に、ちょっといい調味料使ったらものすごく味が変わったって、よいパターンもあるでしょうけど。
あとは料理に限らず、日用品もですかね。個人的にはリップクリームはどれも同じだと思っています。冬は唇が乾燥するのでよく使うのですが、ワセリンでも、母にもらった資生堂のよさげなやつでも潤わせ能力は変わらないように感じています。
生活レベルは一回上げると下げられないなんていいますが、下げれるところって意外とあるのかもと思った次第。舌が安いってのはラッキーです。
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