【付加年金をはじめる】ていねいに書く雑文~339~20230806
【付加年金をはじめる】
そういえば最近、年金払ってないな~などと思っていたら年金事務所から恐る恐る「どうされますか?」などと腰の低い電話が来て、払い忘れていることに気づきました。きっとクレームいっぱい来てんだろうなと、相手の電話口の雰囲気から感じました。
うちはこれまで収入の低さとか、コロナ特例とかで年金の支払いは免除されてたり、支払い金額が4分の3カットとか、4分の1カットになっておりました。
昨年度は4分の1カットにしかならなかったので「あらあら」と思っていたのですが、今年度は4分の1カットすらならず、ついに満額を払うことになりました。コロナ特例も終わったみたいです。
年金に対しては、「返ってくるお金」と思っています。曲がりなりにも保険料ですし。だから住民税とかに比べると、取られてしまっている意識はあまりありません。金額を逆にしてほしいくらいです。
うちは夫婦そろって在宅ワークで、厚生年金はわずかな期間しか払っておらず、「長生きしたらどうしよ」という不安が割と大きくあります。
なので、まぁ焼石に水レベルのものかもしれませんが、今年度から付加年金を始めることにしました。通常だと市役所とかで手続きするみたいですが、年金事務所から電話きたついでに申込書を送ってもらうことになったので楽でした。
付加年金ってのは、国民年金の月の支払いを満額プラス400円にするというもので、400円の金額は固定です。2口払うとか、そういうのはありません。200円×支払った月数が、将来年金を受け取るときの1年分の金額にプラスされます。
たとえば、20年間付加年金を支払うとします。20年=240か月ですよね。200×240=48,000円が、通常もらえる年金に毎年プラスされると。通常の年金でもらえる金額が年間で50万円だとすると、それが年間54.8万円になります。
これのいいところは、毎年48,000円プラスされるということ。上の例なら年金をもらい始めたら、1年目も54.8万円、2年目も54.8万円となり、一生続きます。20年間(240か月)で支払う付加年金の総額は400円×240=96,000円ですので、2年間年金をもらえば元が取れ、それ以降は得をするばかりです。
通常の年金はなんか景気とか物価とかそういうので金額が調整されると思うんですが、付加年金は支払額ももらえる額も固定です。ええやん。
微々たる額ですが、まともな投資をしているような気分で、悪くないなと思っています。支払が滞らないようにがんばろ。
こういうの考える度に「長生きってリスクなんだな」と感じてしまうので、それはそれで複雑な思いです。長生きするために生きてるとでもいうか。