【おいしさの裏側】ていねいに書く雑文~その55~20220722
【おいしさの裏側】
我が家の最寄りのコンビニはローソン。ローソンと言えば、プレミアムロールケーキをはじめとした、スイーツが有名。ウチカフェってやつ。Twitterでよく当たるので、大変お世話になっております。
最近、ローソンの窓にデカデカと「店内手作り」の文字が貼られている。お弁当を店内のキッチンで作ってるみたい。なるほど。お弁当をコンビニで買うことはわたしはないけれど、お弁当がおいしくなることはいいこと。
でも、ちょっと思った。「店員さんの仕事増えてない?」と。陳列やらレジ打ちやら品出しやら掃除やら、からあげとかコロッケ揚げたりだとか、なんやかんやとお仕事があるなかで、「お弁当作り」も追加されたということなんじゃないだろうかと。しかも、お弁当は売れるのがお昼とか夕方だろうから、忙しい時間(たぶん)にさらに追加の業務ができたことになりそう。
こういうのを見ると「大丈夫?時給上がってる?」と、勝手に心配になる。
以前、会社員だったころは派遣社員だったので、時給制。サボってもがんばってもお給料はいっしょだ。ぶっちゃけると、よくサボってた。やることはやるにしても、なるべくなら、定時までなだらかに仕事が終わるのがよいと思ってた。
わたしがコンビニ店員なら、お弁当作りの仕事が増えたことを「うわぁ。。」と思うかもしれない。いや、コンビニ店員の実態が分からないのでなんともいえないけど。掃除よりお料理が好きな人は嬉しいかもしれない。
でも、掃除がなくなるわけではないだろうし、シフトだから時間内に終わらせなきゃいけない業務もあるだろう。たぶん負担増なのは間違いないんじゃないだろうか。
最近では、同一労働同一賃金なんてことを聞く。同じ仕事をしているなら、年齢とか経験とか関係なく、賃金も同じにすべし。ってやつ。まぁ、なかなか難しいところだろうけど、概ね賛成。
フリーのライターの場合、仕事が増えれば報酬は増える。同じメディアの1記事でも、タイトルや構成や参考サイトももらってから「書くだけの」場合と、構成から考える場合では報酬は異なる。ライターは歩合で、時給ではなく成果報酬だからこれは当たり前のこと。
でも、時給制だとそうはいかない。どっちがいいとかじゃないんだけど、正直わたしは時給制ならなるべくサボりたい派。そう、ズボラ―なのだ。もちろんやることはやる、って前提だけど。給料が上がらないならやる気は出ない。だから出世もできない。ぶっちゃけ会社にとっては「並み」かそれ以下の存在だろう。
そう考えると、独立してフリーランスになったのは、とてもナイスな選択をしたと思う。がんばれば仕事がもらえる、ってわけでは必ずしもないけれど、自分のがんばりが収入に直結する感じは心地よい。「これ以上はサボれないぞ」なんて歯止めもきくし。
フリーなら「どんどん仕事ちょうだい」だけど、雇われなら「もう無理っす」となる。この対比はちょっと面白いね。
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