
【しめじのイシヅキ】ていねいに書く雑文~その73~20220809
【しめじのイシヅキ】
ちょっと前に、しめじの石づきの取り方で「しめじの軸を上に引っこ抜く」というものがバズった。上に引っこ抜くことで、石づき部分だけが綺麗に残るとかそんなやつ。
この方法だと、ほんとにキノコの下の部分しか残らない。「今までハサミで切ってました!これは楽!」なんて声が多数寄せられた。
我が家では味噌汁にキノコを入れる。近くのスーパーで週替わりでしめじやまいたけやエリンギの安売りをしているので、まとめ買いをしている。
だから毎日のようにキノコに接している。そういえばマイタケは石づきないね。
しめじの話に戻す。軸を持って上に引き抜く方法だと、下部分にはちょっとしか残らない。「なるほどー」と感心したものの、少し疑問が浮かんだ。「そもそもしめじの石づきってどこまで?」「この方法だと石づきも一緒に引き抜かれてるのでは?」と。
よくよく調べてみると、しめじの石づきは本当に先の部分だけらしく、この方法でも問題がないことが分かった。今までハサミでぶった切ってたけど、この機会に食べられるところが増えたのは、とってもナイス。
疑問に浮かんだことがもう一つある。「え?この方法、楽ですか?」ということ。ハサミを使わずに手だけでできるのは確かに便利。でも、ハサミで一刀両断するよりも、ちょいちょいっと引き抜くのって、工程増えていませんかと。どこまでが石づきか分かったんなら、次からは根本部分に寄せてハサミで切ればいいんじゃないかと。
ただ、実際に引き抜き法を自分で試すうちに「ハサミを持つのが面倒」という気持ちになってきた。ここでもズボラが顔を出す。でも、ちょいちょいっと引き抜くのもなんか面倒。途中でブツッと切れたりするし。
ハサミは使いたくない、でも引き抜くのも面倒だしミスりやすい。そこで私は考えた。引き抜くのではなく、石づきを除去する方にフォーカスを当てようと。
つまり「軸を持って引き抜く」のではなく、「ひっくり返して、石づき部分だけ指でこそぎ取るor引き抜く」という方法にした。これが一番楽。文字通り逆転の発想。
「え、石づきって硬いんじゃないの?」と思ったかもしれない。よほど新鮮なしめじを召し上がっていらっしゃるのならご存じないかもしれないが、普通に保存していると、割と柔らかくなってる。だから簡単に指で取れる。硬いから取る、というよりは、汚れてるから取るっていう感じになる。
今日は、しめじの話でした。あなたのいしづき除去方法にも興味がありますよ。