卒業・修了発表展ができるまで
こんにちは。
広報グループのUです。
今年もこの時期がやってきました。
明日から「京都精華大学展2021 卒業・修了発表展」が開催です。
精華で学んできた4年間の集大成を、キャンパス全体を使って展示する、年に1度の機会です。
学内は展覧会にむけて、準備の真っ最中。展示空間を整え、これまで作ってきた作品や論文を設置しています。今日は、卒業・修了発表展がどのように作られているか、5日間の準備の様子をこっそりご紹介します。
まずは作品を展示するための壁づくりから。
こうして真っ白な壁を体育館や各教室に設置していきます。学内がまるで美術館のように様変わり。この壁が絵画やポスター、マンガの原稿などで彩られていきます。
これだけで1日がかりの大仕事。準備初日は、先生と学生が一緒になって壁を組み立てていました。
準備2日目、展示空間ができたら、いよいよ作品の搬入です。大型の作品を協力して運んだり、広い学内のためトラックで運んだりして、展示会場に作品を搬入していきます。
準備3日目、作品の設営が始まりました。
作品のジャンルは、絵画や立体、建築模型、マンガ、映像、ファッション、音楽、論文など、多岐にわたるため、展示方法も様々。
個人的なおすすめは、人文学部の展示。人文学部は、文学・歴史・社会の分野を研究している学生たちの、卒業論文を展示します。
毎年こだわりを感じる展示風景。今年は食堂を会場に、一つの論文につきテーブル一脚を使用。席についてゆっくり論文を読んでいただけます。
テーブルクロスに論文タイトルが印字されていて、歩くだけでもおもしろい。
さあ、最後の大詰め。
今日は、作品の最終調整を行う姿が見られました。色を塗りなおしたり、形を整えたり磨いたり、最後の最後まで手を抜かない様子に、学生たちの展示に向けた強い想いを感じました。
今日は遅くまで準備が行われそうな様子です。
卒業・修了発表展は、明日2月11日(木・祝)10:00から、2月15日(月)まで開催です。
今年はコロナの影響で、ご来場いただけない方もいらっしゃるかと思います。明日からこのブログで、各学部の展示会場を詳しくご紹介していきますので、ぜひご覧ください。