新しい大学案内ができました
こんにちは。広報グループのHです。
ながらく制作してきた大学案内が、ついに完成しました。
高校生のみなさんの手元に届く前に、ちょっとだけご紹介。
今回は「手に取って、しばらく眺めたくなる」ものをめざしました。
そしてなによりも大事にしたのは、わくわく感。
実際に触って、見てみないとわからない仕掛けになっています。
受験生や高校生のみなさんの手元には、毎日たくさんの大学や専門学校から資料が届くと聞いています。進路のことはとても悩ましい問題ですが、自宅で手にしたとき、すこしでも何か新しい、面白いことが始まりそうな気分になってもらえればと思いました。
キーワードは「表現で世界を変える」。京都精華大学がめざしていることです。巻頭では自分なりの表現で世界を変えている、たくさんの卒業生に登場してもらいました。
アートディレクター・イラストレーターの新川洋司さん。精華は「自分が何をするかを見つけられる場所」だと語ってくれました。
現代美術作家の塩田千春さん。実はインスタレーション作品を手掛けるようになったきっかけは、精華入学後の課題だったといいます。
チームラボでカタリストとして活躍するTAN JCさんは、精力的に活動した日々が今につながっているそうです。
マンガ家のおおのこうすけさんも、精華の卒業生。本格的にマンガを描き始めたのは、大学に入学してからでした。
各専攻のページでは、卒業生のみなさんと先生たちのインタビューを掲載しています。それぞれの生の声から、各専攻の学びや雰囲気をお伝えできればと思います。
まだ卒業生がいない新学部は、先生から受験生のみなさんにメッセージを贈りました。授業でどんなことを学ぶのか、こんな人におすすめ、などをお伝えしています。
そして今年は、巻末に在学生データを収録!学生数から出身、ファッションスナップ、Q&Aまで、さまざまな情報を掲載しています。「ずっと絵を描いていても、ぜんぜん苦にならない」「さみしいときはTV電話」「将来の夢は社会の先生」「落ち込んだら踊る」など、学生たちのリアルな姿が見えてきますぞ。
イラストは卒業生にお願いしました。北村美紀さん、マエダユウキさん、大塚文香さん、ホリグチイツさんです。どのイラストもおしゃれで、イラスト案が届くたびに「わ!めっちゃかわいい~!!!」と広報グループは大盛り上がりでした。
北村美紀さん(巻頭ページ)
マエダユウキさん(巻頭ページ)
ホリグチイツさん(巻末ページ)
大塚文香さん(巻末ページ)
こうして、たくさんの学生、卒業生、教職員の熱意が詰まった一冊ができました。正直なところ、デジタル版に移行するかどうかは毎年の悩みですが、京都精華大学はそれぞれの分野の研究領域が近く、選択肢の多い大学です。思っていたコースとは違う、たまたま開いたページの写真やメッセージに惹かれることも、大いにありえます。「せっかく制作するなら、冊子にしかできないことをしよう」。そう考えて、今年は広報グループ内で取材・編集・印刷をあれこれ工夫しました。
実物はぜひ、お手に取ってご確認ください。
あ!ちなみに、表紙の紙は「エースボール」という再生紙で、一冊一冊の風合いがそれぞれ違います。近くに持っている人がいたら、ぜひ比べてみてくださいね~。
おわり