SNS、書いて消しての下書きを

お前はいつまで囚われそこに留まっているつもりだ、いい加減に前を向け、みんなも次に進んでいると先輩をはじめ、私のことを愛してくれている人々に同じアドバイスをもらう。
ありがとうと思いながら、でも…と付け加えてしまう自分にも腹が立ちながら、同時に

「も」たった一文字にいつも引っかかる。
みんなも そうかみんなもなのか。

大学4回生、例に漏れずギリギリで書いた論文のテーマは迷いに迷ってSNSにした。

SNSはセルフブランディングのためにあるツールと言っても過言ではない。1投稿によって誰にどう思われたいのか頭の片隅でみんな思案している。

昨日、好きな人が好きな人の話を呟いた。
彼が頭の片隅で思い浮かべている人物は、私ではないのだろう。だって長らく会ってないのだから。
みんなも次に進んでいるんだな
本当は私だって歩き出したいけど、どこに向かえばいいかわからなくて、私はまだこの場所に留まっている。

私がひっそりと書き記しているnoteの投稿もいずれ誰かにバレたとき、どう思って欲しいのかをどこかできっと考えている。

最初の8行、本当はInstagramで投稿するはずだった。でも投稿して匂わせだとか思われるのもなんだか癪で。

SNS書いて消しての下書きが、どんどんと心に溜まっていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?