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地元建設屋が語る、京のまちづくり最前線。ラジオ番組「まちづくりチョビット推進室」インタビュー

京都にはすごいやつらがいる!

「まちづくりチョビット推進室」は京都三条ラジオカフェにて毎月の第3、第4土曜日(15:30~16:00)に放送中の30分番組です。京都のために動く「まちづくり人」をゲストとして招き、捨てたもんじゃない京都のエピソードを繰り広げます。

パーソナリティの絹川雅則さん。公成建設株式会社の代表取締役社長でもあります。

——ラジオ番組をしようと思ったきっかけを教えてください。

絹川 カーラジオで京都三条ラジオカフェのことを知らずにたまたま聞いていたら、知人の声が聞こえて興味を持ち始めたのが最初でした。

僕の作る番組は、京都にはこんなすごい人がいっぱいいるんだというのを通奏低音として発信しています。なんでラジオなのかと聞かれることもありますが、常々既存のメインストリームメディアの嘘やネガティブさばかりを発信する姿を苦々しく思っていたので、声のみで嘘がつきにくいラジオを選んだのだと思います。映像は嘘がつけますもの……

——実際にラジオ番組をやってみてわかったことなどありますか。

絹川 ゲストに来てくださいませんかとお願いすると、皆さん「マイクの前では……」とためらわれるのですが、そこをなんとかして座ってくださいますと大抵の人は時間が足りなくなります。何とたくさんの引出しをお持ちなのだろうと驚く事が多いのです。ものすごい勉強になります。

副次効果にも気がついてまして、お呼びした方が収録の後、すごいにこにこされたり、元気になられたりすることがよくあります。ラジオってそういうチカラもあるなと。

——番組作りで大事にしていることはありますか。

絹川 僕はプロではないので、綿密な構成台本を作らないこと。進行メモと一枚の紙だけ作って、ゲストの方と30分間だけ打ち合わせをしています。

30分番組というのは経験則としてエピソードが2.5個喋れる時間です。その方が喋りたいエピソードを3つ話せます。でも、3個目は時間足らなくなるかもしれませんと伝えます。タイトルどうつけましょうか?ゲストの紹介の仕方どうしましょうか?等も一緒に考えます。打ち合わせしても、「打ち合わせと違うこと僕は言うかも知れませんよ」とお伝えします。そういうアドリブ感を大切にしています。

——番組を通じて伝えたいことはありますか。

絹川 京都って捨てたもんじゃないよ、というのを伝えたいですね。我々の暮らす街京都ってのは普通のおじさんおばさん兄ちゃん姉ちゃんたちが実は人知れず、すごい事を一杯されているんだよ、気いつけなあかんで……といったのが伝われば嬉しいです。

そういう人を発掘し続けていく内にゲスト同士が自然に化学反応をおこして協力関係が生まれたらいいなとも思います。何か新しいプロジェクトが
生まれたりするともっとすごいだろうなと。ゲストの何人かから「ゲストの同窓会やってよ」と言われることもあります。

——質問は以上になります。ありがとうございました!



今回インタビューさせていただいた番組情報

番組名: 「まちづくりチョビット推進室」
放送時間: 毎月第3、第4土曜(15:30~16:00)
パーソナリティ: 絹川雅則
番組趣旨: 京都のために勝手に動く「まちづくり人」をゲストに招き続けて18年。捨てたもんじゃない京都のエピソード満載です!



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