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Pick up!清滝の渓谷美を楽しむ

皆さまこんにちは!

京都一周トレイルには、有名なものから知られざるものまで、様々な魅力があります。その中でも、やはりおすすめしたい楽しみ方が「四季折々の景色を感じる」というところ。

新緑から始まり、京都ならではの紅葉を経て、雪がかぶる山を里山に変わる。そんな景色の移り変わりを肌で感じることができるのも、この京都一周トレイルの最大の魅力の一つだと思います。

その中でも特に、季節の風景をしっかりと、且つ静かな落ち着いた雰囲気の中で味わうことができるコースがあるのです。

それが、「清滝~苔寺」コース。実は、京都一周トレイル最後のコースとなるのがここなんですね。

本日は、清滝〜苔寺の全てをご紹介したいところですが、このコースはなんといっても景色の移り変わりがすごい!

全部をお見せするには足りない・・・ということで、今回はこのコースの中でも「清滝〜金鈴峡」エリアをご紹介したいと思います!

このコースはじゃらんから予約できます♪

ここだけでも大満足のコース、た〜んとご堪能あれ!

渡猿橋から川沿いへ!

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清滝バス停から少し歩いて、渡猿橋というところから川沿いの道へ下ります。

ここには綺麗な公衆トイレもあるので、ハイカーにはとってもありがたいですね。

川沿いに降りると、最初に与謝野明子の歌碑が出迎えてくれます。その隣には松尾芭蕉の歌碑。かつては愛宕詣の人々で賑わった歴史ある場所でもあり、ここから「愛宕さん」まで登っていたそう。

この川沿いに下りると、綺麗な緑や木々が目の前に広がります。しかし、上を見ると風情ある住宅が並んでいて・・・なんだか千と千○の神隠し(また)の世界に入り込んだみたいです。

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今も普通に人が住んでいる場所ですので、そんな人の温かみを感じられるのも魅力の一つなのかもしれません。

金鈴峡の渓谷美に癒されて

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ここから、「落合」という保津川と清滝川が合流する場所までの峡谷を「金鈴峡」と呼びます。

その名の通り狭い谷が続く道で、ハイキングはその右端にある小道です。この辺りは、落ち葉が多い時期は道と間違えて崖に落ちてしまう危険があるので、十分気を付けて進みましょう。

金鈴峡は、少し歩くたびにちょっとずつその風景の雰囲気が変わります。

古民家が並んでいると思えば、突然森の奥地のような雰囲気に。

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森林歩きを存分に楽しめたかと思うと、突然眼下に美しい清流が見えたり。

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たま~に後ろを振り返ると、今まで見ていた景色とはまた違った風景が広がっていて素晴らしい!

途中、岩場歩くためにロープが付けられている場所も。本格登山では、ロープや鎖なんかが装備されている場所も多いですが、こんなところでも体験することができるなんて!ちょっと感動です。

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頑張って登っている感じで写真撮影!も、できちゃいますよ。

この金鈴峡では、ほとんど崖のすぐ横を歩いているような道が続きますが、ところどころ川沿いに下れそうなスポットがあります。

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川沿いはゴロゴロと大きな岩が転がっています。

広くて静かで、つい先ほどまで住宅街があったとは思えない程の大自然。

ここでお湯を沸かしてコーヒーを一杯・・・最高ですね。(最高でした!)

今は冬に向かって植物たちも葉を落としている時期ですが、それはそれで素敵な景色。きっと紅葉も素晴らしかったんだと思わせてくれます。

夏は、それこそ涼しく避暑地になるので、知る人ぞ知る最高のスポット。あまり知られていないというのもまたいいところですね。

このまま真っ直ぐ金鈴峡を進んでいきます。

明神谷から流れる滝

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しばらく小道を歩いていくと、小さな木の橋が出てきます。明神谷から流れてきた滝が清滝川に合流する地点です。

ここを曲がると、一気に新しい世界に踏み込むような感覚を体感することができます。

峡谷自体が大きく左に曲がっていくので、空気も風向きもガラッと変わるんですね。

ここへ行った私ともう一人のハイカー、二人一斉に「スゥーーーーッ」と息を吸い込んでしまいました。それぐらい、大きく空気が変わったんです。

ここからは、より一層岩が露出してかっこいい渓谷美を拝むことができます!

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ここは個人的にすごくおすすめの場所。

岩のかっこよさと言ったらもう・・・この洞窟から何か出てくるんじゃないかというほどの雰囲気。ボートを浮かべてゆっくり流されていきたかった。

落合、歴史を感じる書物岩

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(これは書物岩ではありません!)

金鈴峡を抜けると、落合という保津峡と清滝の合流地点にたどり着きます。

そこには、まるで岩石を何枚にも重ねたような巨大岩であることから名付けられた「書物岩」を見ることができます。

残念ながら、今回は写真はありませんが、その迫力はもう100点満点。ぜひ見てほしいです。


ここからは、車道でもある山道を上っていきます。六丁峠と呼ばれる山を越え(以外にもここがきつい)、鳥居本まで一気に下っていきます。

途中、保津峡を上から眺めることができる場所もあり、「さっきはあそこにいたのか・・・」とたくさん歩いた自分を褒めてあげたくなります。

ず~っと下って、鳥居本につきました。

風情ある街並み、鳥居本

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山道を抜けると、おおきな鳥居がどーんと立っています。

この辺り一帯は、伝統的建築物群に指定されている場所。茅葺屋根が並ぶ街並みは、懐かしく温かい雰囲気に包まれています。

ぶら下がる提灯からの灯りにつられて寄ってみると、そこはお土産屋さん。優しい声で女性が出迎えてくれました。(ここのお香はとってもいい香りなのでリピートしています・・・)

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嵐山でお土産を買ったりご飯を食べる人も多い中、ここは隠れ京都を静かに満喫できる最高の場所。

かつては宿場町として栄えたこの辺りも、今は子どもが0という人口過疎の危機に瀕しているそうです。

こういった村もトレイルの一端を担っているのが、京都一周トレイルの魅力的なところ。ただ「京都観光」に来ただけでは、出会うことのできない文化や景色を味わうことができるのです。


今回は、「清滝〜苔寺」の抜粋ルートのみをご紹介いたしましたが、いかがでしたか?(*^-^*)

このブログを発見した人はラッキー!本日ご紹介したトレイルも、私たちガイドと一緒に心ゆくまで満喫することができます◎

ご興味のある方は、ぜひ私たちと一緒に京都を一周してみませんか?


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