【京都歳時記】知恩院 除夜の鐘 試し撞き
除夜の鐘 試し撞き
日時:2024年12月27日(金) 14:00~
場所:知恩院 大鐘楼
総本山知恩院の僧侶により、除夜の鐘本番さながらの掛け声でひとり2回ずつ撞いていく、大鐘の試し撞きが行われます。
最近は混雑する除夜の鐘を避け、試し撞きを見学する方が非常に増えています。
知恩院の鐘楼は重さが70トンある大梵鐘で日本三大梵鐘のひとつに数えられています。また、除夜の鐘は、京都の風物詩となっており、毎年3万人以上の方々が参拝にお見えになります。
住所:京都市東山区林下町400
アクセス:市バス206系統 知恩院前下車 徒歩5分、地下鉄東西線 東山駅下車 徒歩8分
阪急電鉄 京都河原町駅下車 徒歩15分、京阪電鉄 祇園四条駅下車 徒歩10分
HP:https://www.chion-in.or.jp/special/joya/
知恩院
山号:華頂山
宗派:浄土宗総本山
本尊:法然上人御影
創建:承安3年(1175年)
開山:法然
正式名:華頂山知恩教院大谷寺
札所等:法然上人二十五霊場第二十五番
歴史(はじまり)
承安5年(1175年)に法然上人が東山大谷の吉水に建てた草案に始まる。文暦元年(1234年)に法然上人の廟堂を源智が復興して大谷寺としての寺基を整えた。天正3年(1575年)に正親町天皇の綸旨によって浄土宗総本山となった。
文化財
国宝
本堂(御影堂)(附:歩廊)、三門、他
法然上人絵伝48巻、阿弥陀二十五菩薩来迎図(通称 早来迎) 、
上宮聖徳法王定説、他多数
重要文化財
<建造物>:大方丈(附:玄関及び歩廊)、小方丈(附:歩廊)、唐門、
大鐘楼、経蔵、勢至堂、他多数
<美術工芸品>:阿弥陀経曼荼羅図、毘沙門天像、阿弥陀如来立像、
善導大師立像、勢至菩薩坐像、宋版一切経、他多数
知恩院の七不思議
鶯張りの廊下・・・御影堂から集会堂、大方丈、小方丈へ至る廊下
瓜生石・・・牛頭天王が降臨、二条城へ続く抜け道
大杓子・・・三好青海入道
三方正面真向きの猫・・・狩野信政、方丈廊下の杉戸
抜け雀・・・狩野信政、大方丈菊の間襖絵
忘れ傘・・・左甚五郎、御影堂正面の軒裏
白木の棺・・・五味金右衛門夫婦、三門楼上にある二つの白木の棺