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【京都検定】第59回京の冬の旅① 練習問題付き


令和7年1月10日(金)~3月18日(火)まで第59回 京の冬の旅が開催されます。
今回は「世界遺産登録30周年」「洛陽三十三所観音霊場再興20周年」がテーマ。ともに周年問題として京都検定に出そうなテーマですね。
本日から4日に分けて特別公開される非公開文化財を紹介します。
各日の最後に練習問題も作っています。解答は翌日の記事にて。

洛東エリア

慈照寺(銀閣寺)本堂・弄清亭

★足利義政が文明十四年(1482)に浄土寺跡に建てた東山山荘(東山殿)に始まる
★義政没後、夢窓疎石を勧請開山として相国寺の宝処周財が入寺して禅寺となる
★相国寺の山外塔頭、慈照寺は義政の法号
★国宝観音殿(銀閣)は西芳寺(苔寺)の瑠璃殿を模した宝形造り・杮葺き
★銀閣一層:心空殿(書院造)、二層:潮音閣(禅宗様)、花頭窓、観音像を安置
★東求堂:持仏堂、同仁斎:四畳半の室
★錦鏡池、銀沙灘、向月台(円錐台形)
★本堂:与謝蕪村「飲中八仙図」「棕櫚に叭々鳥図」、池大雅「琴棋書画図」
★弄清亭:義政好みの御香座敷、日本画の巨匠 奥田元宋の障壁画


建仁寺・西来院

★建仁寺塔頭、蘭渓道隆を開山とする。本堂に「蘭渓道隆坐像(康乗 作)が安置
★天井画「白龍図」、「蘭渓道隆頂相」「織田信長書状」が公開
★中根庭園研究所が手掛けた方丈庭園「峨眉乗雲」や枯山水庭園「九華青蓮」


清水寺・隋求堂

★隋求堂本尊「大随求菩薩坐像」の御開帳
★平成30年(2018年)、222年ぶりに公開されて以来の御開帳
★隋求堂堂下で大随求菩薩の胎内めぐり


練習問題 第59回京の冬の旅①

  1. 銀閣一層は(   )と呼ばれる書院造、二層は(   )と呼ばれる禅宗様(唐様)で観音像が安置されている

  2. 庭園は義政自身が直接作庭指導したといわれるが、銀閣の正面にある池の名は

  3. 書院造の初期の遺構が見られる銀閣寺の建物・部屋は

  4. 東求堂と本堂の間にある四方の側面に市松模様が彫られた銀閣寺型手水鉢は(   )とも呼ばれる

  5. 建仁寺塔頭西来院の開山は誰か

  6. 本堂に安置されている「蘭渓道隆坐像」を作った仏師は

  7. 蘭渓道隆の生まれ故郷である峨眉山を模した枯山水庭園の名は

  8. 寺宝として書状が残る武将の名は

  9. 清水寺隋求堂の本尊の名は

  10. 清水寺隋求堂の堂下で行うことができるものは

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