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【京都検定学習帖】#14 公式テキスト 神社(2)*
15時になりました。
では、昨日の問題の解答です。
テキスト・発展問題
1.(大豊神社):椿ヶ峰天神、狛ねずみ
2.(岡崎神社):東天王社、狛うさぎ
★ 上記神社は、清和天皇皇后(藤原高子)創建の東光寺の鎮守社としたのが始まりともいう
3.(貴船神社):水みくじ、鴨川の源流
★上記神社は、平安時代末期から明治四年(1871)まで、どこの神社の摂社であったか 【上賀茂神社】
4.(熊野神社):京都三熊野社、聖護院
★上記神社の現在の本殿は(下鴨神社)旧本殿を移築したものである
5.(熊野若王子神社):京都三熊野社、永観堂
★上記神社は応仁・文明の乱で焼亡したが、(豊臣秀吉)によって再興された
6.(下鴨神社):山城国一之宮、みたらし団子
★上記神社の社叢は(糺の森)と呼ばれ、古代祭祀の遺構が発見されている
★鴨長明ゆかりの社で、手鏡型の絵馬で有名な神社は 【河合神社】
★別名「足つけ神事」とも呼ばれる境内末社で行われる例祭は 【御手洗祭】
7.(出世稲荷神社):豊臣秀吉、大原に移転
★三個の石を神体とし、勝負事の神として知られる末社は 【三石社】
8.(須賀神社):西天王社、美福門院
★上記神社で節分に授与される縁結びのお守りは 【懸想文】
★上記神社の神幸祭は、古くは(角豆祭)の名で知られていた
9.(平安神宮):桓武天皇、京都総鎮守
★上記神社の社殿は平安京の(朝堂院)を模して八分の五サイズに縮小したものである
★二層の神門は(応天門)、外拝殿は(大極殿)を模して建立された
★4月1日~15日まで観桜茶会が行われるが、会場となる神苑の茶室の名は 【澄心亭】
★興福寺御能にならい、昭和二十五年(1950)始められた野外演能の名は 【京都薪能】
★平安京建都の日である十月二十二日に行われる上記神社の祭は 【時代祭】
10.(三宅八幡宮):小野妹子、虫八幡
★米粉や上用粉をこねたもので、肉桂や抹茶の風味がある名物菓子の名は 【鳩餅】
11.(由岐神社):懸造の拝殿、鞍馬の火祭
12.(吉田神社):藤原山陰、春日造
★神官が唯一神道を唱え、天神地祇八百万神を奉斎する(大元宮)を創設した
★節分祭で行われる追儺式は(鬼やらい)として有名である
13.(下御霊神社):早良親王、寺町通
14.(錦天満宮):錦小路、床浦社
15.(白山神社):後桜町天皇、歯痛平癒の神
16.(粟田神社):京の七口、旅立ちの守護
★室町時代には祇園祭が斎行できない場合、この祭りをもって祇園御霊会の代わりにしたと伝えられる祭の名は 【粟田祭】
17.(新熊野神社):法住寺殿、大樟
★足利義満は上記神社で初めて(観阿弥)(世阿弥)親子の能を見た
★応仁・文明の乱で荒廃後、(東福門院和子)が社殿を再建した
18.(新日吉神宮):法住寺殿、後白河天皇
19.(恵美須神社):都七福神まいり、建仁寺
20.(京都霊山護国神社):官祭招魂社、維新の道
21.(地主神社):恋占いの石、もみじ祭
★本殿、拝殿、総門が重要文化財に指定されている上記神社を再建した人物は 【徳川家光】
22.(大将軍神社):東三条社、相殿に藤原兼家
★境内には樹齢八百年と伝える銀杏の大樹が立ち、古くは鵺の森とも呼ばれ、(源頼政)の鵺胎児の伝説がある
23.(豊国神社):豊臣秀吉、国宝の唐門
★明治元年、(新日吉神宮)の神楽殿を仮拝殿として再興された
24.(八坂神社):素戔嗚尊、祇園造
★毎年七月、一か月にわたって行われる上記神社の祭礼の名は 【祇園祭】
★祭神を宗像三女神とし、社の前には美容水が湧いている末社は 【美御前社】
25.(安井金比羅宮):崇徳天皇、絵馬堂
★古代から現代まで様々な髷型に結い上げた人たちも加わる「時代風俗行列」が巡る神事は 【櫛祭】
26.(若宮八幡宮社):応神天皇、陶器神社
★上記神社は、天喜元年に(後冷泉天皇)の勅願で(源頼家)によって創建された
豆知識
<寺院と神社の関係>
大豊神社:円成寺(待賢門院)の鎮守社
岡崎神社:東光寺(藤原高子)の鎮守社
熊野神社:聖護院の鎮守社
熊野若王子神社:永観堂の鎮守社
須賀神社:歓喜光院(美福門院)の鎮守社
左京区には鎮守社であった神社が多いようです。
<京の七口>
京の七口として挙げられる代表的な口
長坂口:長坂越
鞍馬口:鞍馬街道
大原口:若狭街道
粟田口:東海道
伏見口:伏見街道
鳥羽口:西国街道、鳥羽街道
丹波口:山陰街道
荒神口:山中越
竹田口:竹田街道
豊臣秀吉が京の周囲を囲む惣構である御土居を築き、京の出入口を土塁に開いた「口」として具現化したことが「七口」という表現を一般的なものとする大きな役割を果たしたと考えられています。
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