防災の日に
こんにちは。
京都ジェンヌの会です。
9月1日 今日は「防災の日」ですね。
99年前の1923(大正12)年に
10万5000人超の死者・行方不明者を出した関東大震災
その教訓を忘れないために制定された日です。
天変地異の多い日本は災害大国であると同時に
犠牲になられた方たちの経験や命を智慧として
生かすことのできる"防災大国"でなければならないと思います。
加えて、気候変動の影響で近年は
水災害の被害がより複雑化しています。
南海トラフ沖地震など、向こう20年には
ほぼ必ず起こると言われている地震もあり
都市直下型の震災のリスクも高まっています。
これからは個人も地域も自治体も備えの在り方を日々、
アップデートさせていく必要がありますね。
京都市は災害に対しての危機意識や
防災への意識も全国的に比べて低い街です。
たとえ自然災害や防災に対して
無関心な人であっても、無関係では
誰しも生きていけない時代を迎えていることを
少しでも多くの皆さんに理解してもらいたい
そして、命を守るための行動や備えの大切さを
市民の私たち自身が学び合いながら
等身大の言葉と気持ちで伝えていく場として
このページをつくりました。
いま防災の情報や災害への対策、備蓄の参考など
インターネットで検索すると沢山に情報に触れることができます。
危機管理情報と連携したアプリやお住いの自治体のHPから
アクセスできる地域の防災のプラットフォームもあります。
必要なもの、確かなものをご自身で見極め
情報やサービスをおおいに活用し
皆さんの暮らしの防災にぜひ生かしてください。
京都市防災ポータルサイト
https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/index1.html
気象庁が公開する水害危険度分布の無料情報アプリ
キキクル
https://www.jma.go.jp/bosai/risk
(ほかオススメの防災アプリなど
防災月間の今月随時ご紹介してまいります!)
けれど、災害、被災を経験された多くの方がこう言われます
「”もしも”の時、大切な自分のいのちと大切な人のいのちと心を守ってくれた一番のものは、”いつも”の時からの人の繋がりや信頼関係だった。」
工業化社会、資本主義社会、ITの発達が生んだ情報化社会
歴史の中でそれらを経てきた 私たちが暮らす近代社会
顔を合わさなくてもいい
いちいち面倒な言葉をかわさなくてもいい
周りの人のことを気にしないで孤独で自己主義で
SNSの中で情報も ”答え” も考えずとも簡単に手に入り
様々なことをショートカットし生きられる時代
けれどどんなに手軽で便利で
都合の良い世界になったとしても
人間として普遍的なこと
抗うことのできない圧倒的な自然の力を前に
「被災」を経験された方のお話を伺う度に
心に刺さり、深く痛感します。
人は皆だれでも一人では生きていけない
いつもの時も もしもの時も
大切な命の時間、命のエネルギーをお互いに
分かち合い補い合えるからこそ生きていける
孤独には決して豊かな生き方をできない
孤独な人にひかりを灯すのも人ができること
実際の人と人とが心を通わせて育む
”リアル”な関係性が人間の本質なのだと感じます。
9月1日は防災の日
9月は防災月間ですが、9月だけに留まらず
「いのちの尊さ」に皆が向き合い
日頃から互いの存在や関係性を大切に思い合える
「防災」で繋がるあたたかい輪を京都から(も)
深め広めていきたいと思います。
そんな京都ジェンヌの会の活動に興味がある~ ジェンダー問わず
一緒に防災を学んでみたい~ 防災ビギナーさん
智慧を共有してもいいよ~ 防災の専門家の方
ぜひjoinしてくださいね。
もう間もなく『KYOTO市民防災ラボ』も発足します!
2022年 9月1日 防災の日に
京都ジェンヌの会
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