【イベントレポート】企業の魅力言語化セミナー「松高先生ゼミ」(京都産業大学)
こんにちは!京都市わかもの就職支援センターです。
今回は、2023年12月7日(木)に京都産業大学で開催した、イベントのレポートです。松高先生のゼミ生(37名)+学生広報スタッフ(2名)、京都企業(合計9社)の参加がありました。
「企業の魅力言語化セミナー」とは?
企業様に「学生に響く会社説明とはどのようなものなのか」についてレクチャーを受けていただいた上で、学生の前で会社説明をしていただくイベントです。
「会社のどのようなことを学生に伝えるとよいのか?」「本当に伝わっているのだろうか?」という疑問をおもちの企業様にとって、自社の会社説明をブラッシュアップできる機会となっております。
開催の流れ
以下のプログラムにて進行しました。
【事前レクチャー編】10月27日(金) 15時30分~17時30分
【イベント当日】 12月7日(木) 15時30分~17時30分
【事前レクチャー編】
講師(京都産業大学 松高先生)からのレクチャー
松高先生から語られた本日のゴールは「自社の魅力を言語化することによって、学生に響く会社説明のポイントを理解する」でした。
一般的な会社説明では「まずはうちの会社を知ってもらいたい」という意味合いで伝えられますが、会場にまず投げかけられたのは「会社説明のゴールは何ですか?」という問いでした。
ワークショップ:自社の会社説明をどのように捉えているか
会場に参加いただいた企業様同士で「自社の会社説明をどのように捉えているか」「うまくいっている点、改善したい点はあるか?」について話しあっていただきました。
「説明を聞いて寝てしまう学生さんもいますね。あまり学生には響いていないのかなという印象です。」「人に焦点を当てた紹介をしていくのもよいかもしれない。私も働きたい人で最終的に入る会社を選んだ」といった実際の説明会の様子を話しあってらっしゃいました。
グループワークが終わると松高先生からは「体温」と「体重」のある言葉を学生には聞かせてほしいとお話がありました。
学生さんは色んな会社の説明を聞きます。その中でも印象を残すためには
説明を行う人自身が感じている「体温」と「体重」の乗ったお話が必要だと松高先生はおっしゃいます。
次に「あなたご自身の「体温」と「体重」のある言葉で、自社の一番の魅力を語ってください」というテーマで参加企業同士のワークショップが行われました。自分が入社を決めたきっかけを話されていた方もいたり、お客様からの嬉しい言葉を言われた時のことを話されていたりとどこも熱が入った様子で話されていていました。
イベント当日に向けて
松高先生から参加企業に向けて次回の12月7日のイベント当日に向けて宿題が出されました。何を大切にして働いているのか問われた企業様は皆様引き締まった表情をしておりました。
【イベント当日】
12月7日(木)のイベント当日では京都産業大学にて以下のプログラムで開催されました。
会社説明
まずは9社の企業さんが3分間で自社の魅力を説明。スライドをまったく使用しない方、企業の社訓を持参された方など、3分間の使い方を様々工夫されておりました。
学生からのFB
学生さんは一社一社毎にコメントシートを記入。代表して2名の学生さんから口頭でFBをしていただきました。学生さんからは「もっと熱量を出して話してほしい」「よどみなく話されていたのがよかった」など率直な意見が出ました。中には厳しい意見もありましたが、本当に学生が思っていることを企業様に素直に伝えられる雰囲気が印象的でした。
学生と企業の交流会
会社説明が終わると、今度は学生さんと企業さんで30分1ターンの交流会。学生さんから気になることを企業人に聞いたり、企業人から気になることを学生さんに質問したり、終始話が途切れず会場には熱気があふれておりました。
参加企業の声
最後に
いかがでしたでしょうか。学生と企業さんが本音で話ができて、企業様の会社説明をブラッシュアップする機会にもなるようなイベントを企画できたらという想いから始まった当イベント。
学生さんと企業さんがお互い率直にお話できる雰囲気づくりに取り組みました。
この記事が、自社の会社説明に課題を感じている企業様のお役に少しでも立てれば幸いです。
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