見出し画像

【2/2開催】京都企業を知る!京都企業訪問プロラグム「1DAYオフィス訪問」~国際的な仕事に関連する企業を巡ろう!~イベントレポートver.1

こんにちは!地域企業インターンシップ促進プロジェクトです。

今回は、2024年2月2日(金)に開催した、「1DAYオフィス訪問」~国際的な仕事に関連する企業を巡ろう!~の様子を<ver.1><ver.2>にわけて皆さまにお届けします。

1DAYオフィス訪問とは?

学生の皆さんには、京都にゆかりのある企業を1日で3社(1社あたり1時間のプログラム)訪問していただきます。
実際に企業を訪問し、新たな発見や気づきを得ることで、自身のキャリアについて考える機会を提供することを目的としています。

オフィスや工場を自分の目で見て、その空気を肌で感じ、疑問に思うことについては、現場で活躍する社員さんとの交流時間に質問することができます。

事後のアンケートにおいて、参加学生のプログラムの満足度は、「大変満足」「満足」の評価を併せて100%を獲得しています。
具体的には、「中小企業ならではの、良さを知ることができた」「1日に3社周り、企業に関してイメージがしやすくなった」「働くことに関して具体的なイメージができた」という声を頂いております。
また、「自分が興味のない企業や業界を知ることができた」という声も多く、3社のプログラムに参加することで、新たな選択肢ができたこともうかがえます。

「国際的な仕事に関連する企業を巡ろう!」

今回は、大谷大学様と連携し、「海外とのやりとりや、海外の人と関わる企業や仕事を知りたい」という学生さんが参加されました。国際的な仕事に関連する企業を2グループに分かれて、1日3社訪問しました。

1.Aコース
株式会社Kamogawa/日本通運株式会社京都支店/京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社
2.Bコース
株式会社松栄堂/塚喜商事株式会社/小川珈琲株式会社

1.Aコース

株式会社Kamogawa

企業の担当者様の自己紹介の様子

株式会社Kamogawa様の当日の流れは以下の通りです。
①担当者の自己紹介
②会社説明とオフィスツアー
③座談会

★会社概要
製造業のお客様に対し、モノづくりに欠かせない「機械工具」を中心とした様々な生産財・工作機械を供給する専門商社です。最大の特徴は、商社ながら【自社工場】を保有していること。長年培ってきた商社としての”提案力”に加え、”創造力”で、お客様の細かなニーズにお応えする製品も生み出しておられます。二つの力をもつKamogawa様にしかできない提案で、日本のものづくりを支えておられます!

オフィスツアーの様子
楽しく会社のことが分かるKamogawaクイズも開催!
座談会の様子

★学生の質問
学生「PCが得意ではないが、PCスキルはどれくらい必要ですか?」
社員「私も入社当時PCスキルはそんなにありませんでしたが、自然と習得できます。Excel、PowerPointは業務上よく使います。DXチームがあるので、わからないことを聞くこともできます。苦手な方は、タイピング練習ソフトもありますので、休憩時間に練習することもできます。」

学生「海外での勤務は、自らの希望なのか、会社からの辞令で勤務となるのか、どちらですか?」
社員「基本的に、海外勤務の方は自ら希望された方が多いです。海外に行きたくないのに、無理矢理行かせるようなことはありません。海外で勤務したい社員は、とても多いです。」

学生「海外で働きたいと思ったことはありますか?」
社員1「国内で頑張りたかったのでチャンスはありましたが、断りました。海外は、旅行で行きたいです。同僚でベトナムに6年駐在していた方がいますが、帰国直後はコンビニできちんと並ぶ日本人を見て「びっくりした!」と言っていました。ベトナムは並ばないそうです。日本にいるだけではわからない価値観や、考え方など海外勤務で色々な経験ができると思います。」
社員2「私がKamogawaに入社をしたのは、海外にも営業拠点があったからです。私は海外で働きたいというよりは、日本で海外のお客様のサポートをしたり、英語を使った仕事がしたいと思っていました。最初は営業のアシスタントからスタートし、海外取引や貿易業務のことを勉強させてもらい、海外と繋がりのある仕事に携わるという夢は叶いました!実際の業務は、英語6割、日本語4割くらいです。英語が苦手でも、翻訳ツールもあるので、アルファベットへの嫌悪感がなければ大丈夫です!」

学生「男性の入社後の職種は営業になりますか?」
社員「総合職という採用になります。営業が多いですが、製造、DXチームなどシステム関係の仕事もあります。男性の約7割が営業、製造が2.8割、残りはDXという感じです。入社後、製造をやりたいと志願した方は、今は技術営業のような仕事をしています。私も営業がスタートでしたが、動画の編集をやりだしたら、仕事が広がり今は、営業企画の仕事をしています。
やりたいことがあれば、枠組みをはずれて挑戦できる可能性があるのが
中小企業のよいところです。何かこれという特化したものを持っていれば、いかすことができるフィールドとチャンスがあります。」

日本通運株式会社京都支店

質問会の様子1

日本通運株式会社京都支店様の当日の流れは以下の通りです。
①担当者の自己紹介
②会社説明と若手社員の紹介
③質問会

★会社概要
あらゆる輸送モードを駆使して暮らしや産業を支え120年余。
日本通運の一番の強みは、陸・海・空すべてのモードを自由に組み合わせ最適なロジスティクスを実現できることです。
様々な輸送と倉庫、情報システムを駆使しあらゆるお客様のニーズに応えておられます。
総合力と大手の信頼性、安定と将来性を兼ね備えた会社です。

質問会の様子2

★学生の質問
学生「英語が得意ではないが大丈夫ですか?」
社員「国内関係の仕事もあるので大丈夫です。国際関係の仕事につきたい場合でも、スタートの時点では問題ありません。ただ、国際関係の仕事をしたいなら、英語を勉強する努力は必要です。」

学生「持っていた方がよい資格や、やっておいたほうがよい経験はありますか?」
社員「資格は基本的に必要ありません。通関士も仕事をする中で、興味があったら取得したらよいです。ただ、車の免許は、できれば持っていてほしいです。資格を取得するための制度は充実しています。あとは、学生時代は、何事も経験したほうがよいです。失敗してもたいしたリスクがないなら、踏み出してみればよいと思います。」

学生「入社の決め手は何ですか?」
社員「日本通運という看板の大きさ、絶対に倒れないという安心感です。日本通運のことをインターネットで調べると、リーディングカンパニーとしてたくさんの情報がありました。私も、その一員になれるということが、カッコよく感じました。」

学生「どういった、人材・人物像が求められますか?」
社員「私は、自分から積極的に動く人と仕事がしたいです。前向きに取り組める人です。また、人と関わることが多い仕事なので、人と一緒にやっていくことが好きな人が大前提です。人付き合いが苦手という方は、仕事をしていくのは、難しいかもしれません。」

学生「仕事のおもしろさとは何ですか?」
社員「横断的に人と関わりあっていくことです。日本通運は面的に様々な企業との付き合いがあり、色々なことに携われるチャンスがあります。
「運ぶ」という単純な仕事のように思うかもしれませんが、新しい可能性がたくさんあります。物流は1つ1つがオーダーメード。提案もできます。
色々な工夫の余地があることが、おもしろいです。」

京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社

会社説明の様子

京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社様の当日の流れは以下の通りです。
①担当者の自己紹介
②会社説明とオフィスツアー
③座談会

★会社概要
京阪グループの会社で、京都のランドマークである京都タワーを中心に、ザ・サウザンド京都、京都センチュリーホテル、京都タワーホテル、京都タワーホテルアネックス、琵琶湖ホテルを運営しておられます。
採用コンセプトは「自分超越」。今までの考え方にとらわれない柔軟な発想や、困難を物ともせず前に進む開拓精神をお持ちの方、共感してチャレンジする方と一緒に働きたいと考えておられます。

オフィスツアーの様子
座談会の様子

★学生の質問
学生「接客のなかで、特に気をつけていることは何ですか?」
社員「一番は笑顔です!!それから、お客様のご要望をしっかりききとることです。そして、ご要望に応えることを大切にしています。」

学生「仕事をする上で、大学生のうちにやっておいたほうがよかったことはありますか?」
社員「いっぱい思い出を作ってほしい。今を楽しんで!興味のあることは、どんどん挑戦してみるといいです。そんな思い出が接客の時いかされることも多いです。」

学生「ホテルに就職したいと思ったのはなぜですか?」
社員「私は、英語が得意で強みにしていました。英語を使うといっても、
エージェントに話す英語なのか、お客様と話す英語なのかで違います。自己分析しながら、人と接することが好きという自分のことがみえてきて、ホテルで働くことを志望しました。」

学生「ホテルの勤務は、休みがなかなかとれないイメージですが、実際はどうなのでしょうか?」
社員「希望休はしっかりとれます。系列のあるホテルでは若手があわせて有給をとって、自分たちが勤務しているホテルに遊びにいく、ということを聞いたりもします。縦、横の人間関係もすごくよいので、休みはとりやすいです。」

いかがでしたか?
こちらの続きは、2024年2月2日(金)に開催した、「1DAYオフィス訪問」~国際的な仕事に関連する企業を巡ろう!~イベントレポート<ver.2>をご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?