求人募集中!【ものづくりを通して、誰かの日常を助ける。 株式会社洛北義肢(製造)】
怪我や病気などで体を今まで通り動かせなくなったり、失ってしまうことがあります。
そんな時、体の機能を補助したり守ってくれるのが「装具」です。サポーターやコルセットなどは、身近にもあるものですが、失われた手足の代わりに人工的につくられた義手や義足などは「義肢」と呼ばれます。
株式会社洛北義肢(以下、洛北義肢)では、こういった義肢・装具をオーダーメイドで患者さまに合わせて製造しています。
今回は義肢・装具を実際に製作されている、製造部の方にお話を聞きました。
大学で理学療法について学ばれていた吉本さん。装具について学ぶ授業で生活により密着した「靴型装具」に興味を持ち、靴で人をサポートできる今のお仕事を志されます。
大学卒業後、医学的な靴について学べる専門学校に通われ、1からオーダーメイドで製作されるところに魅力を感じ洛北義肢に入社されました。
お仕事で使用される道具はなんと20個もあるそうですが、革を薄くする作業で革包丁を大小使い分けるなど、使用する道具にこだわりをもち大切にされているそうです。
(吉本さん製作中の靴。使用する方に合わせ、靴紐にしたりマジックテープ式でも本数を変えるなど対応しているそう。)
靴型装具の製作は基本的に一人で完成まで担当されるそう。靴の知識だけではなく、足の疾患について知る必要があるため難しさもあるのだとか。そんな中、細かい調整の末クライアントの方にぴったり合うものになり喜んでいただけた時にはとても嬉しく、お仕事のやりがいを感じられるそうです。
(石膏で型を作る途中。)
こういった、福祉に関わるお仕事柄なのか社内の方はみんな優しく、相談したりわからないことを聞きやすい環境なのだとおっしゃっていたのがとても印象的でした。営業の方が勉強会を開いてくださったり、勉強すればする分、評価してくださる環境があるため身体のことや疾患、装具のことをどんどん学んでいけるそう。
(コルセットなどモデルを使って製作しています。)
同じ部署の上司や先輩はもちろん他部署の方にも相談しやすい環境が魅力の会社だと語ってくださりました。吉本さんは製作だけでなく、材料の発注や仕入れも担当しているため、特に他部署の方に相談する機会が多いそうですが、いつも丁寧にお返事いただけるためご自身もそういった行動を心がけていらっしゃいます。
社員の方々の礼儀正しさや優しさに触れ、いい意味で入社前のイメージとギャップがあったのだとか。
確かに「製造」と聞くと厳しい職人的なイメージをもたれることもあるかもしれませんが、今回インタビューを通してものづくりへのクオリティに対する厳しさはありますが、働いていらっしゃる方の優しさを多々感じました。
(縫製を担当されている方。とってもきれいに、そしてスピーディーに仕上げていかれます)
今後一緒に働く方も「思いやりや優しさがあり、上司の思いやりを引き継ぎたいと思える方がいい」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。
また「挨拶がしっかりできると、自然体で相談できる雰囲気につながります」と吉本さん。
入社後には3週間の研修があるほか、プリセプター制度という入社3年前後の先輩社員から半年間の指導が受けられます。社内の教育制度として10年間の成長目標が設定されており、義肢装具製作技能士の資格取得などスキルアップが目指せます。
学生時代の知識や経験を活かすことももちろんできますが、全くことなる分野を学んでいてもものづくりを通して社会貢献したいという気持ちがあれば大丈夫です。
ものづくりで誰かの役に立ちたいという思いがある方、洛北義肢で義肢・装具の製作に携わりませんか?
洛北義肢では、インタビューを行った製造職と、営業事務で求人を募集されています。ご興味のある方は、こちらのフォームからご応募を!
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