【開催報告】Z世代採用に繋げるSNS活用セミナー(入門編)
こんにちは!京都市わかもの就職支援センターです。
今回は11月2日・16日に開催した「Z世代採用に繋げるSNS活用セミナー入門編」の様子をご紹介します。
「Z世代採用に繋げるSNS活用セミナー」とは?
Z世代と呼ばれる昨今の若年層の多くはSNSを情報源としています。本セミナーでは、Z世代への理解を深めるとともに、SNSの活用方法について基本的な内容の説明を行います。少人数で開催することにより、リアルタイムで講師に現状の課題など意見交換していただけるものです。
今回の入門編ではオンライン形式でZ世代理解からSNSの基本的な内容やPR情報の発信のポイントなどをレクチャーしました。
「Z世代(新卒・第二新卒)の人のことがよくわからない」「求職者に向けて情報発信ができていない」「SNS活用に興味はあるが、どう使えばいいかわからない」という企業の方はぜひとも最後までご覧ください。
セミナー開催の様子
入門編の目的は、Z世代の特性を理解し、自社の情報発信について考えること。当日は以下プログラムを行いました。
参加者は、7社9名(2回の合計)。話し合いながら進めていくため、少人数で開催しました。
京都の学生アンケートについて
参加者の半数は「これからSNSを運用しよう」と検討されていたため、まずは「京都学生の就職活動におけるSNSの使用状況」をお伝えしました。
「就職活動で使用するメディアは?」「就職活動でSNSを使用する割合は?」「使用するSNSツールは?」「SNSを使用する目的は?」といった、当センターで調査したデータを共有しました。
Z世代とは?
次は、Z世代理解について。今の10代~20代にあたるZ世代と、30代~40代のX・Y世代を様々な観点で比較しました。
X・Y世代までは、就職にしても生活にしても何かと「ブランド志向」が強い特徴がありましたが、一方、Z世代は自分らしさを重視する傾向があります。
そのため、世代による「価値観」「キャリア観」「取得情報」に違いがあらわれています。
Z世代に合った採用戦略とは?
では、Z世代への採用戦略はどのように考えるべきか?
その答えを、「インターンシップ」「オンライン導入」「取得情報の変化」という3つのポイントから解説しました。
特に最後の「取得情報の変化」でカギとなってくるのがSNS活用です。
なぜならZ世代が知りたい企業情報は「社風」や「働く人の様子」であり、それらの情報発信はSNSの得意領域だからです。
知っておきたいSNSのご紹介
それでは、どのSNSツールを、どのように活用すれば良いのか?
入門編では、主に「Twitter」「Instagram」「LINE」について、それぞれの情報発信における特徴や違い、運用のポイントや心がけを説明しました。
また、SNS活用の参考に、当センターで運用しているTwitter・Instagram・LINE・noteをご紹介しました。
Twitterはセンターの日常発信や他アカウントとのコミュニケーション、Instagramは就活情報発信とストーリーによる日常発信、LINEは企業情報発信と年代別運用、noteはイベントレポート、取材記事、といった使い分けをしています。
有効な自社のPRポイントとは?
最後は、SNSでの情報発信に使える有効な自社のPRポイントについて。
まず前提として「自社理解」と「求める人物像が明確になっている」ことで、何をPRすべきかが見えてきます。
そして、ここまでのZ世代の取得情報の傾向や価値観を踏まえて、有効な情報発信の仕方をお伝えしました。
例えば、よく言われていることですが、Z世代が「要点のみを汲み取る傾向にある」ことに対し「ショート動画での発信(例:15秒で要点をまとめる)」が効果的で、「文章だけだと読みたがらない」ことには「画像や動画を入れて、飽きないよう工夫する」ことが重要だと言えます。
SNSでは読み手を意識した情報発信が大事だと言えます。そこでおすすめなのが、TwitterやInstagramで採用情報を発信している企業アカウントをたくさんチェックすることです。SNSでの情報発信に興味がある方は、様々な企業のアカウントを見て、自社でどのような発信ができるか参考にしてみてください。
感想・質疑応答
入門編の様子はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
次の実践編では、参加者の皆様とInstagramの投稿作成を行いました。
実践編の様子をお読みになりたい方は以下よりご覧ください。
実践編レポート▶
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