【イベントレポート】合同企業説明会 「成安ジョブフェアvol1」(成安造形大学)
こんにちは!京都市わかもの就職支援センターです。
今回は、2024年2月1日(木)・2日(金)に成安造形大学で開催した、合同企業説明会のレポートです。学生(合計60名)・京都企業(合計12社)の参加がありました。
「大学生と京都企業の交流会」とは?
大学生の職業観醸成と京都企業の認知度向上のため、大学との協働で実施するイベントです。
企業人の体験やライフキャリアを踏まえ、「働く」「ワークキャリア」「ライフキャリア」等に関する学生の素朴な疑問・不安に対し、企業人が社会人の先輩として答える、ざっくばらんにトークを楽しむ、そんなイベントです。
今回は、第一線で活躍されるクリエイティブなお仕事をされている方々の多様で豊かな価値観に触れ、成安造形大学の大学生の方が働くことや社会人と学生のギャップを認識してもらい、興味のある企業とのご縁を繋ぐことを目的としております。
開催の流れ
当日は以下のプログラムにて進行しました。
全体オリエンテーション
当センターのスタッフより、今回の目的や当日の進め方について説明がありました。今回は「会社名にとらわれない」「その人の人生を想像する」「遠慮しない」をミッションに掲げて、「人」に焦点を当てたイベントになっています。
パネルセッション
「あなたは何を創る人ですか?」というテーマのもと社名は伏せた状態で、成果物をもとにその人のクリエイティブな仕事についてお話していただきました。
クライアントの希望を聞いたり、どこに需要があるのか調査したり
実際に使う人・見る人のことを考えてデザインや設計に携わっているというお話が多かったです。
個別トークセッション
参加企業の方が2社ずつのグループに分かれて、ターム毎に違うテーマでお話いただきました。テーマについてお話いただいた後には、学生の方からの質問を受け付けたり、企業の方から学生の方への質問があったりと双方向にコミュニケーションを取れる時間となりました。
「なぜ今の会社を選んだのですか?」という質問に対して、
株式会社スタジオトリガーの方からは「会社説明会に参加した際に、背伸びしていない印象を受けて、自分に合っているなと思い、選考に進むことを決めました。社内の雰囲気は必ず見た方が良いと思います。」
株式会社界グラフィックスの方からは「小さいころからゲーム業界で働きたいと思っていて、開発のサポートをより身近でするため少数精鋭の会社を選びました」という回答がありました。
「就活で、選択肢の幅をどの様に広げましたか?」については、自身の就活の時の経験をもとにお話いただきました。
デザイナー職の方からは、「進路を狭めすぎて上手くいかなかった時に苦労したので、自分の興味を探りなおして、就職活動を進めました。」とのお話がありました。
今の時点から進路を狭めすぎず、自分のやりたいことや興味のあることについて、探すことの大切さを改めて実感できたと思います。
「なぜ京都で働いているのですか?」についてはやりたい仕事を優先した結果、勤務地が京都だったからや地元で働きたいと思っていたからというお答えをいただきました。
その他にも、
「好きなことを仕事にするためには、自分の考えを曲げてでも、クライアントが望んでいるものを作ることを認識してほしいです。」、「デザイナーは翻訳するようなお仕事だと思っていて、クライアントがこうしたいという思いを形にできる面白いお仕事だと思います。」など、クリエイティブなお仕事に関わる方ならではのお話も聞くことが出来ました。
個別企業説明会
各企業ごとにブースを設置して、説明会を行いました。
事業や業務内容の説明だけでなく、社内の雰囲気や社会人としての働き方についてのお話もありました。
「何かに特化している人たちの集まりの中で働くのは楽しいです。」「不特定多数の人に向けて、デザインを考えて、それが購入のきっかけになるとやりがいを感じます。」
「信頼関係を大切にしながら、社員として企業理念を体現できる人になってほしいです。」
という、働くうえでのやりがいや社会人としての心構えについてのお話もありました。
学生の方は熱心に聞いておられ、気になったことがあれば質問をしており、良い雰囲気の中で企業説明会が行われていました。
参加した学生の方からは、社会人とお話することで不安が減ったとの回答をいただきました。
参加企業
今回のイベントレポートは以上となります。いかがでしたでしょうか?
今回の記事から、就活生・学生の皆様がご自身のキャリアや就職活動先について考えられるきっかけとなれば幸いです。
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