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「風景」、「浮世絵」、「江戸」【新人読書日記/毎日20頁を】(67)
『歌川広重の声を聴く』、1〜20頁、読了です。
人間が存在する場所の風景は、
われわれの生活が作り出していくものである。
なぜただの都市の風景スケッチに人を感動させる力が含まれているのか、ずっと前からそういう疑問を抱いてきました。学生時代から風景画に一通りでない興味を持つ私としては、やはりこの本は読まないといけないなぁと思いましたので、今月の読書日記に取り上げることにしました。
江戸末期に生まれた名絵師である歌川広重の浮世絵より、彼の人生・風景観、また当時の大都市江戸を垣間見える1冊です。風景も浮世絵も江戸時代も、面白いキーワードの集まり。これからの展開にウキウキしています。