先週、佐渡北部の大佐渡エリアではじめてトキの放鳥が行われたというニュースがありましたが、国内ではトキ野生復帰にも関わって来られた山岸哲先生が、この春、京都地球環境の殿堂 第15回殿堂入り者になられました。殿堂入りの主要業績につながるマダガスカル島のアカオオハシモズ研究をはじめ、小会でのご著作を紹介します。
山岸 哲(やまぎし さとし)
昭和14(1939)年,長野県須坂市に生まれる。
信州大学教育学部卒業(京都大学理学博士)。大阪市立大学理学部教授,京都大学理学部教授,山階鳥類研究所長,新潟大学朱鷺・自然再生学研究センター長,兵庫県立コウノトリの郷公園長を歴任。この間,日本鳥学会長,応用生態工学会長などを務める。平成11(1999)年に山階芳麿賞受賞。平成19(2007)年に環境大臣表彰。令和6(2024)年京都地球環境の殿堂 第15回殿堂入り者。大阪市立大学名誉教授。
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『アカオオハシモズの社会』
『近畿地区・鳥類レッドデータブック:絶滅危惧種判定システムの開発』
『保全鳥類学』
『日本の希少鳥類を守る』
『日本書紀の鳥』
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