「あいつの論文原稿」 作品の意図 その0

蓮メリの実在性を肯定します。しらゆいです。

2024年京都秘封で「あいつの論文原稿」を頒布し、原作「七夕坂夢幻能」に登場した蓮子の論文原稿を再現しました。
お手に取っていただいた方々、本当にありがとうございました。

このnoteシリーズでは「あいつの論文原稿」の解説や、私が科学世紀について考察したことなどをつらつらと書いていこうと思います。
どれくらいできるかは分かりません。書けるときに書けるだけ書きたいものを書いていきます。

作品の意図を後から作者が解説するというのは、普通は有り得ないのでしょうが、今回はやっておくべきかなと思いました。というのも今回頒布した作品がクソデカ読者負担作品となってしまっているからです。
原作には物理ネタが既にたっぷり入っていました。それでも本作品は、関連する物理ネタを追加して、さらに科学世紀の私なりの解釈を加えてごった混ぜにして、蓮メリの二次創作ストーリーを作って、それを反映した論文原稿、などという代物になっています。
当初の計画ではそれを再構成して、読者が何となくでも分かるようにする予定だったのですが。例によって時間が足りず…… 面目ない……

という訳でこのnoteシリーズは「あいつの論文原稿」の副読本です。
追加された物理ネタや蓮メリの二次創作ストーリーだけでなく、原作の物理ネタや科学世紀の世界観などについての考察を書いていきます。
私の二次創作がお手元になくても楽しめるようにはするつもりです。

このnoteによって新たな視点が入り、世界に存在する蓮メリへの愛が更に増えることを願います。
どうかお付き合いください。