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第2回 京都キタ短編文学賞 受賞者の声(Vol.5 アキチカさん)
こんにちは。北区役所です。
現在、絶賛実施中の「第3回 京都キタ短編文学賞」!
こちらでは、昨年度に実施しました「第2回 京都キタ短編文学賞」の受賞者の方から、現在、応募に向け、ご執筆又は応募を迷われている皆さまに応援メッセージをいただきましたので、ご紹介していきます。
是非、ご執筆の参考にしていただければと存じます。
最終回は、「雲ヶ畑の蒼色の風に」でジュニア部門優秀賞を受賞されました「アキチカ」さんのコメントをご紹介していきます。
作品はこちらから→ 「雲ヶ畑の蒼色の風に(アキチカ著)」
作品を執筆する中で、苦慮された点について
自分が歴史好きなせいでつい歴史を語る部分が長く重くなってしまい、そこをいかにライトにして読ませやすくするかが大変でした。また、できるだけリアルな北区を書きたかったので、実際に訪れた時どんな感じだったのかを一つ一つ思い出しながら描写しました。その中で構成も二転三転しました。推敲に一番苦労したように思います。とにかく常に字数制限と戦っていました。
作品の舞台又は題材を決められた経過や理由
街中が舞台の作品がほとんどなので、田舎と歴史が好きな私にしか書けない作品にしようと思い雲ヶ畑を舞台にしました。雲ヶ畑は素敵な所なのですがどうしても他の有名な観光地の影に隠れがちなので、この賞で多くの人に知ってもらいたいという気持ちも込めています。山奥で行くのが億劫だという人もいるかと思い、市街地の紫野も会話の中で少し登場させました。
「第3回 京都キタ短編文学賞」応募者の方々へ
身近な所であっても、いざそこを舞台に小説を書くとなると意外と知らないことが多いことに気付きます。普段何気なく通っている場所にも、実は知られざる物語がある。いろんなことを思い出したり調べたりしていく中で、きっと自分だけの北区が生まれるはずです。小説を通して北区の魅力を再認識し、より愛着が湧けばいいなと思います。ぜひ、あなたにしか書けないあなただけの北区を描き出してください。
アキチカさん、この度はコメントをいただきありがとうございました。
いよいよ10月15日(火)に「第3回 京都キタ短編文学賞」の作品募集を締め切ります!
皆さまのご応募楽しみにしております!