サクララウンジとグリーン車で威張るおじさん達の情けなさ
我々自由主義経済圏に住む者はお金を積めばそれだけ快適さを買うことが出来るだろう。(日本では当たり前かもしれないが、『愛の不時着; Netflixオリジナル』を見ていたので、金王朝では不可能とふと思った)もちろん旅の移動も追加料金を払えば大衆と違うサービスも受けられる。航空機の上級クラスや新幹線のグリーン車、グランクラスはその代表例である。
航空機の上級クラスでは、快適なシートだけでなく多岐に渡るサービスを受けられる。詳細は筆者執筆の「JGC修行は愚行」に譲るが、中でも空港でのラウンジは大きなサービスの一つである。また新幹線のグリーン車は、空間が普通席車両と異なるだけだが快適さは大きく異なる。
これらのサービスは是非利用したいところだが、国際線のビジネスクラスやファーストクラスはメインキャビンの料金に比べるとかなり高額である。新幹線のグリーン車のそれは航空機に比べるとお手軽だが、高めの設定にしてある。そのためこれらの利用者は自然と年齢層が高めである。北米路線や東海道新幹線などのビジネス利用客が多い場合だと、いわゆるおじさんで溢れかえっている。どうもこの部類の人たちは、マナーが悪い。
例えば、日本航空のファーストクラスやJGCのチェックインカウンターでは我先と急いで荷物を預けるおじさんが多い。ゆっくり並べないのか。またグリーン車では足を前席のアームレストに足を上げる人も多い。出入りの際もかなり横暴な人が多い。なぜそんなに偉そうにしたいのか甚だ疑問である。
こういった小物体質なおじさんたちは、自分達が偉いと勘違いしているのだろう。我々Kyoto Chill Directorは彼らを反面教師としての素材として勉強させてもらっている。我々は幼いから経験しているので、それを凄い!なんて一つも思わない。哀れなおじさまたちなのだろう。
これは統計をとったわけではないため、完全に個人の主観なのだが、アメリカやカナダ、ハワイの国内線、国際線を問わずラウンジやビジネススクラスで偉そうにしているアメリカ人を見かけたことがない。彼らの方が日本より50年ほど先進国としての経験が長いためなのだろうか。少なくとも、我々より民主国家としての経験は長いし、一人当たりGDPが世界トップクラスの期間は長いため、アメリカ人のリッチな層は日本人のそれより心の余裕が違うのかもしれない。
𝗞𝗬𝗢𝗧𝗢 𝗖𝗛𝗜𝗟𝗟™️ Director