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京都への引っ越しや不動産購入をご検討の方へ【京都エリア全11区】を完全解説します。

京都には魅力的なエリアが多くあります。京都には歴史やルールも多く、一般的に不動産価値が高いとされているエリアだからとネットの情報をそのまま鵜呑みにせず、地域に根付いた不動産屋に聞くことをお勧めしております。特に、最新の不動産市場の動向やエリアごとの特性については、やはり地場の不動産会社に地元の情報が集まり易いです。京都不動産でお困りのことがあれば(株)AinaのLINEもしくは電話からお気軽にご連絡ください。

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では早速いきましょう。

京都といえば京都タワーや金閣寺、清水寺などのイメージが強いと思いますが、実は京都は以下でご紹介する11区で構成されるほど広くそれぞれの区が京都の多様な文化、歴史、自然環境を反映し、独自の魅力を持っております。

  • 北区- まず最初はAina株式会社があり、京都市の北部に位置する北区をご紹介します。あまり聞き慣れない区かもしれませんが「北区」は 1955年に上京区から分区し誕生しました。このエリアには金閣寺、上賀茂神社、今宮神社など多くの有名寺社や、 東に流れる賀茂、北には北山の山なみが続き,西には衣笠山が広がり,南は他区とも一体となった市街地が形成され、3方向が美しく豊かな自然に囲まれた場所です。面積は94.92㎢ で,市全体の11.5%を占めており,右京区,左京区に次いで3番目に大きな行政区になります。特に大きな繁華街などがなく、住宅街や教育施設が多いです。街並み自体が「伝統的建造物群保存地区」に指定されている上賀茂地区や、衣笠・御室など「歴史的風土特別保存地区」もあるため、京都の伝統的な街並みと歴史を感じながら落ち着きのある生活ができるでしょう。こうした伝統や歴史を重んじるためか、京都の中でも比較的治安の良いエリアになります。立命館大学、佛教大学、大谷大学などの大学も集中しており、街には塾も目立ちます。そのようなアカデミックなエリアな一面もありながら京都市営地下鉄烏丸線と京福電気鉄道北野線、叡山電鉄鞍馬線の3線が通っており、非常に交通利便性も高いのが特徴。知る人ぞ知る人気エリアです。Aina株式会社はこの北区にありますので、みその橋サカイの焼豚冷麺など、美味しいご飯屋さんも沢山知ってます。お越しの際は是非ご紹介、おもてなしさせてください。

金閣寺(北区)
  • 中京区- 次は京都の中心部に位置する中京区のご紹介です。中京区は高い商業活動と共に多くの歴史的建造物があるため、生活利便性と文化的価値のバランスが取れたエリアになります。また、京都市の中心業務地区で、商業施設やオフィスビル、市役所周辺は公共機関や金融機関が集まっています。それでいて京都を代表する繁華街である 四条、烏丸、御池、河原町周辺が中京区に入ります。 中京区は小売店、飲食店が多く、百貨店もありお買い物に便利です。 商業、ビジネスの中心地でもあり、中京区は京都国際マンガミュージアムや京都府京都文化博物館などの文化施設が多いだけでなく、世界遺産も多く立地していることが特徴です。二条城が区内にあり、観光地として市内外から多くの人々が訪れています。そんな中京区は不動産としての価値が高く、売却価格の平均額は2018〜2023年の5年間でなんと45万円も上昇しています。この数値は京都市内の他の行政区と比べてもかなり高い上昇率で、今後も上昇していくことが期待されます。

二条城(中京区)
  • 左京区 - 自然が豊かで学問の街としても知られており、京都大学をはじめ、6大学が集まっているアカデミックなエリアでもあります。同区は京都市の東北部の大部分を占めており、面積は京都右京区に次いで市内11区中2番目、大阪市全面積よりも広い。また、銀閣寺や鞍馬、平安神宮、比叡山など、有名な神社仏閣や観光スポットを数多く有し、歴史ある街並みと観光スポットや現代風のお店など新旧入り混じった良さを兼ね合わせたエリアです。特に岡崎エリアは美術館や博物館が集中しており、穏やかで知的な雰囲気を持つエリアです。京都大学を含む多くの教育機関があります。まさに自然豊かな学問の街ですね。

銀閣寺(左京区)
  • 東山区 - 京都の高級住宅街ランキング1位がこの東山です。東西を東山連峰と鴨川に挟まれており、北は三条通,南は十条通から稲荷山北麓付近を区域としています。区の東部は森林地域で西部は住宅地域,北部の東大路通と鴨川の間は商業地域,南部の鴨川沿いは準工業地域というように多彩な地域特色を有する。京都の代表的な観光地であり、古い町並みが残ることから、観光や住宅の両方で価値が高く、外国人投資家からも人気があります。産直市場などがなく、清水寺や祇園、産寧坂や八坂神社、三十三間堂など京都を代表する名所が多くいつも観光客で賑わっているエリアですね。 京都駅からも近く、昔ながらの京都の町の雰囲気を味わえるのが特徴。住むという見方をすれば、京町家をリノベーションしたベーカリー、カフェも多く、学生街というだけあってラーメン屋も名店などがあります。京都府立医科大学附属病院、日本赤十字社京都第二赤十字病院といった総合病院など街の至る所に病院があるので安心でしょう。

清水寺(東山区)
  • 西京区 - 昭和51年10月に桂川を境として右京区 から分区し誕生しました。そのため右京区にまたがる景勝地の嵐山があったり、渡月橋や紅葉といった美しい景観を楽しめる自然豊かなエリアです。 「嵐山モンキーパーク」といった施設も人気で、一級河川である桂川など水と緑に囲まれ、のびのびと過ごせる住環境が西京区にはあります。嵐山を中心に自然環境が豊かでありながらも、京都市内へのアクセスも良好なため、住宅価値が高いエリアとして知られていますね。山城地方の一部であり、住宅地や工業地帯が広がっています。治安は京都市の他の区に比べて犯罪が起こる割合も少なく、「凶悪犯罪の発生などはまず聞かない」「警察署や交番が多く安心できる」など、住民からもかなり高い評価を得ています。 「治安的に安心できるところに住みたい」と考えている人にも、京都市西京区はおすすめできるエリアだといえるでしょう。

嵐山(西京区)
  • 上京区- 京都御所を含む歴史的なエリア。御所を囲む京都御苑の広大な緑が広がり、北野天満宮をはじめとする格式高い寺社仏閣も多数点在。古い町家や西陣織に代表される伝統産業、商店が多い地域です。区域全体がほぼ平坦であり,自転車や徒歩での移動がしやすい街です。 しかし,堀川通や今出川通などの幹線道路から一筋中に入ると道幅が狭く,歩道が十分に整備されていないところもあります。 西近代に入り住宅街が形成されると、ベッドタウンとしての特徴も強くなりました。 また、京都府庁が上京区内に設置されており、行政の中心地としても機能しています。近年では,不法駐輪や置き看板等が歩行者の安全な通行を妨げているケースも多く見られます。

京都御所(上京区)
  • 下京区 - 京都府京都市の中央よりやや南に位置している「下京区」(しもぎょうく)は、東西に細長い形をしており全体的に平坦な地形が特徴。 四条烏丸や四条河原町など、京都を代表する繁華街として栄えています。 そのため、区域のほとんどが市街地となっており、第一次産業はほとんど見られません。なんといっても近鉄や新幹線などのアクセスとなる「京都駅」を有しており、京都タワーが見えるのもこのエリア。また、世界文化遺産である「西本願寺」と、国宝・国の重要文化財を抱える「東本願寺」の2つの大規模な寺社がある他、歴史ある街並みが多く残され、参拝客や観光客が大勢訪れています。河原町など歩いていれば7割くらい外国の方とすれ違うのではないかというレベルです。

京都駅(下京区)
  • 南区 - 京都市の南部に位置し、住宅地としての側面とともに、伏見稲荷大社などの観光地も南区の近くにあります。京都の大きな川である桂川と鴨川が流れており、水環境の豊かな区です。 水辺を中心に多くの野鳥が見られ、うるおいのある景色が広がり、自然環境にめぐまれています。 794年に平安京が開かれると、都の表玄関に当たる「羅城門」や、当時の京都でただ二つしか許されなかった寺院の「東寺」、「西寺」が置かれるなど、南区の地域は都にとって重要な場所として栄えました。平安時代以降も桂川と鴨川を使って全国から集まる大量の物資を都に運ぶ役割を担うなど、南区は交通の面で重要な場所となりました。明治時代から後は、日本の近代化が進む中で、広い農地が工場や倉庫などとして開発され、今は、京都の経済を支える近代産業のまちとしても栄えています。南区では、労働者が4人以上いる製造事務所が600近くもあります。市全体の約21%で、11区の中で一番多い数です。働く人々は約1万8千人にもなり、こちらも京都市の11区の中で一番多い人数となっています。こうした事業所の中には、世界の先端をいくハイテク企業や独自の技術を持ったものづくり企業がたくさんあり、京都経済の先頭に立って活躍しています。

五重塔(南区)
  • 右京区 - 京都市の西北部にあり、区の北部はほとんどが森林で、緑あふれる山々と清らかな水の流れなど、豊かな自然にめぐまれています。 面積は291.95km2で、市の面積の35%を占めており京都市11区の中で一番大きな区です。また、人口もポイントで、20万人を超える方が住んでいます。市内でも2番目に多く、京都市右京区の住みやすさがうかがえる特徴といえますね。右京区は観光名所である嵐山地域をなどを含むエリアです。左京区と名前が似ていますが、大内裏の南面中央に朱雀門があり,そこから南に向かって朱雀大路が延び,大路の東側を左京,西側を右京と呼びました。 そして現在も京都市の区名に残っています。住むという点では、このエリアはファミリー世帯が多いことで有名。家族が多い理由としては、教育施設が充実した京都市右京区の住環境も要因に入りそうですね。ちなみに区内には幼稚園が13園、小学校が24校、中学校は13校、高校は7校が設けられています。

瀧安寺(右京区)
  • 伏見区- 古くから門前町や城下町として栄えてきた伏見区は、京都市では最大の面積と人口を誇るエリアです。近年では伏見区の人口は28万人近くで 世帯数は13万世帯と住宅地の多く広がるエリアとして知られております。暮らしに便利な施設が充実しています。特に竹田エリアは、単身赴任中の人やビジネスマンの人にも住みやすい場所となっており、京都駅からも急行5分程の場所に位置するため交通の便が非常に整っています。京セラの本社があることもあってビジネスマンがいます。近鉄と地下鉄の双方に恵まれており、奈良方面への移動も容易。龍谷大学、京都高等技術専門校などもあります。それ以外でもう一つ紹介するとしたら丹波橋エリアも素敵なところです。こちらは商人の街として栄えたことから、日本酒の醸造で有名な地域で、伏見稲荷大社などの観光スポットがあります。

伏見稲荷神社(伏見区)
  • 山科区- 市の東端に位置し、京の東の玄関口としての役割を担っています。 京都・大阪のベッドタウンとして発展しているエリアですが、一方で名所や旧跡が数多く残る風情ある街でもあります。西の境には東山連峰、北は大文字山、如意ケ獄、東は音羽山、牛尾山と三方を山なみに囲まれ、南で伏見区の醍醐地域に接しています。 また、多くの川に恵まれ、安祥寺川、四ノ宮川、音羽川など、山々からの豊かな流れが、区の南部で山科川に合流しています。山科盆地に位置し、住宅地としての発展とともに、歴史的な寺院などが点在しています。山科駅より徒歩15分ほどの場所にある「琵琶湖疏水(びわこそすい)」は散策コースも整備され、ピクニックにもおすすめです。秋は紅葉も綺麗でしょう。

琵琶湖疏水(山科区)

いかがでしたでしょうか。
京都11区解説マニュアルは以上になります。新しい情報があれば適宜更新していきますね。

2012年頃からの金融緩和政策で不動産の市場も大きく変わりました。皆さんも感じていると思いますが、今の不動産価格の著しい高騰は、大胆な金融緩和策が始まったことを発端としています。2024年は「不動産バブル」ような状況が見られるかもしれません。ご自身で勉強することももちろん大事ですが、地元にしかない情報も集まりますので、プロに聞いて、より良い物件を選んでいただけたら幸いです。当社がその一助になれたら嬉しく思います。

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