育休を一年とると決めた理由
こんばんは。子供も生後2ヶ月が経ち、新生活にも慣れてきました。
本日は、なぜ育休を一年とると決めたのか、備忘録がてら書いてみたいと思います。
昔のことなので、抜け漏れがありましたら、追加記事や追記をしたいと思います。
また、駄文となりますがご容赦ください。
理由1 妻に嫌われたくないから
いきなりネガティブな理由で申し訳ありません。
両親や身近な人々を見てみると、昔は好き好きで結婚したはずなのに、50〜60代になると(もっと早いかもしれませんが)「妻から嫌われている」「家庭内に会話がない」というお父さんが結構いるなと感じていました。
家で会話がない、いないふりされる、「お金だけ稼いでくればいいよ」と言われる、子供からの扱いがひどく家庭内で最下層の扱い、、、それでは「結婚は墓場」との言葉も納得してしまい、結婚したい若者はより減って当然かなと思ってしまいます。
「なぜ嫌われるのだろう」と私なりに考えたところ、「(最も大変な)産後の妻へのケア」と「子供へのお世話へのエンゲージメント(時間・労力を含めた主体的な関わり)」が旦那に不足しているため、妻からいくら仕事で結果を上げ、収入を安定させたところで感謝されないのではと考えました。
そこで、それらを解決し、いつまでも夫婦仲良く、私が亡くなる際に「あなたのおかげで最高の人生だった」と言われたいというのが私の人生の目標ですので、その一手段として育休を一年取りました。
理由2 妻の最も大変な時期を支えたい(出産は妻にとって交通事故と同じくらいの身体的影響)
上記の通りですが、出産で女性は交通事故と同レベルの身体的な影響を受けるとどこかで聞きました。
また、胎盤が外に出るとともにそれまでもっとも高まっていた女性ホルモンも一気に急降下します。
そんなことがあれば、メンタルも上下動するでしょう。
そんな中、子供が生まれたら2時間おきに授乳、グズグズ対応、おむつ替え、抱っこなどを1人でしていたら、産後うつになるのも頷けます。
産後は妻にとって人生で最も大変な時期と考えております。(その時に旦那が同僚から「出産終わったら飲みいけるでしょ?行こいこ?」と誘われ飲みから帰ってきたら、どうでしょう?恨まれるかもしれません。)
この産後に妻よりも積極的に家事・育児にエンゲージメントすることで、逆に一生妻から感謝されるという捲土重来な戦略で逆転勝利を目指します。
理由3 育児業務の知見の獲得
今回、第一子の育児休暇ということで、3ヶ月くらいにするか、半年とするか、一年とるか悩みました。
というのも妻とは第二子まで授かりたいねと話しており、子供は1人より2人いる時の方が間違いなく忙しいのは目に見えていました。
それでも今回一年とったのは以下の理由からです。
(1)第一子で育児の知見・経験がなければ、第二子の時も活躍できるか怪しい。
(2)第二子が授かれるかはわからない。出産がトラウマになり、第二子について妻が前むきになれるかわからない。
(3)今回でしっかり妻に家事育児を行っているところを見せることで第二子妊活へしっかり繋げる。
理由4 妻と一年一緒に育休取ると決めたから
これもなんやかんやでかいです。
妻も「職場が許すなら一緒に長くとってほしい」との考えだったので一緒に考えて一年で職場にお願いしました。
理由5 自分が育休を取って主体的に家事育児をしたかったから
結局これかもしれません。
私は自分の育った家庭環境もあり、また、アニメの影響(「CLANNADは人生!」「うさぎドロップ」など)もあり、温かい家庭に強く惹かれていました。
だからこそ、アニメに出てくるような良い夫になりたいのだと自分ながら思います。
理由6 一生忘れない思い出になるから
子供が生まれたからといって、子供の生まれる前と同じように仕事をしている場合と、育休を一年とった場合とでは、一生覚えているのは後者であり、子供が大きくなった時や老後妻と語らう際、ヨボヨボのジジババになった際にも明確に覚えているような素敵な一年になると思ったからです。
また、人生100年時代と言いますが、100年生きるなら、その1%くらい完全に妻と子供にベットしたいと思いました。
最後に残るのは記憶だけですので、素晴らしい記憶で人生を埋めたいものです。
理由7 半年分の生活防衛資金があったから
これは現実問題としてとても大きいです。
育休中は育児休業手当金が支給されますが、給付が遅く4ヶ月から半年くらいかかると聞いたことがあります。その間は貯金を切り崩して生活しなければなりません。
幸いにして半年分の生活防衛費の貯蓄がありましたので、長期育休を決断できました。
育休に入ってからは節約生活をしています。それもすごく楽しいです。
今では肉は100gで98円の鶏肉しか買ってません。ヨーグルトなどその他の製品もトップバリュのPB商品ばかりになりました。そろそろ妻からキレられるかもしれません笑
理由8 子供の成長を見逃したくない
何かの記事で「ジャネーの法則」というものを見ました。
それは、人は幼少期の方が1分1秒を長く感じており、平等にある1秒という時間は体感では、若い人と老人で全く異なるという法則のことです。
体感では人生の半分は19歳で終わるというものです。(年々一年が早く感じるようになり、最近納得感を感じています。)
ということは、私たちの1年は子供たちにとっては1年以上の時間として感じられ、意識がなくとも子供にとって体感でとても長い時間を父と過ごすことができると考えたからです。
理由9 子供にパパっ子に育ってほしいから
これは私のわがままですね。
あまり良くないですが、私は自分のことを無条件に愛することができる人間ではなく、人から評価されると舞い上がってしまいます。
なので、子供からパパ大好きと言われるならば天に昇る気持ちでしょう。
この育休期間中からパパが保護者としての信頼を勝ち取りたいと考えています。
理由10 親しい人から大切にしたい
私の大事にしている考え方なのですが、自分を円の中心にいるとして、より親しい人から時間・労力を割いて大切にしたいと考えています。
具体的には、①妻、②子供、③その他親族、④友人、⑤職場関係、⑥地域社会、⑦国、⑧世界となります。
より中心にいる方が自分が影響を与えることができますし、相手から影響も与えられます。
まずは、人生の伴侶とした妻と子供を大事にする時間として社会に認められた育休を使いたいと思いました。
理由11 仕事・趣味だけでなく、育児も主体的に取り組みたい
手前勝手で恐縮ですが、仕事については、私なりに一所懸命取り組んできました。それなりの評価も貰ってるかな?と思っています。
また、趣味については、ロードバイクやマラソンなどを全力で取り組んできました。
そんな私が、育児についてなおざりにすることは自分を自分が許せないという意識があります。
以上、自分語りをさせていただきました。
内容は被っていることもままあったかと思いますが、何か一つでも皆様の育休取得に前向きになれるようなことを伝えれたらこれ幸いです。
現在、娘は2ヶ月目に入りましたが、育休はとってよかったなと思っています。最初は仕事に行っていないことに不安を覚えましたが、最近は夫婦ともどもメンタル安定しております。
また、育休を取っていることで、シフト制育児を敷くことが可能となっており、妻も6時間連続して寝ることができています。そのおかげか、最近はニコニコしてくれています。(産後すぐはなんとも言えない不安に駆られ、泣いていることもありました)
まだ育休序盤ですが、最後までしっかり楽しんでいきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?