GOAL設定|Mr.Coach DAY5
GOAL設定の流れ
コーチングでは、定性GOALと定量GOALの二つのGOALを扱います。ここでいう定性GOALとは目的の事で、定量GOALとは目標のことです。
GOAL設定をする前のセッションでは自己機能を特定したので、その自己機能を元にGOAL設定をするという流れです。
コーチとしての役割は、GOALを顧客と一緒に創るということです。ここで注意したいのはGOALは探すものではないと言うこと。
GOAL設定の前のセッションではwant toを過去のやっちゃっていたことから探したましたが、GOAL設定でのセッションでは未来起点の話をするので探すよりも創るイメージで進めていきます。
人間の本能とは
GOAL設定のセッションに入る前の確認として人間の本能とはの認識を合わせるところから始まります。
人間の本能とは、変わりたくないです。GOAL設定をする上でとても大事な観点です。
この変わりたくないという機能のことをホメオスタシス(恒常性維持機能)といいます。人間は誰しもCZ(コンフォートゾーン)というものを形成します。※CZ:安心で安全な地帯のこと
このCZは今の職場、人間関係、時間の使い方、様々なところで形成されていて、ここから離れようとしてもまた戻ってくる力が働きます。そしてこの戻ってくる力のことをモチベーションといいます。
人間はこのシステムを搭載している以上、現実を変えることは簡単ではないと言うことです。
では逆に、現実を変えていく人とはどんな人かと言うと。。
なりたい理想の姿、達成したいGOALが明確である人です。ほんとこれだけです。
未来側にモチベーションが働いていると、現状維持は絶対に起こらないからです。
だから結局セッションでも扱う、GOAL設定が重要になるということですね!
顧客にはここをバシッと決めてもらえるようにサポートします!
その中で、更に効果的なGOAL設定もあるので紹介します。
効果的なGOAL設定とは
結論、現状の外側のGOAL設定です。先ほどはモチベーションの話をしましたが、モチベーションというのは現状から離れれば離れるだけ強くなります。手の届きそうなところではなく、達成できるかどうかわからないくらいのところに設定することが最も効果があります。
特にこの設定は過去の経験や納得で決めがちなので、顧客に介入して、現状の外側に導くような関わりをしていかなければなりません。
定性GOALと定量GOAL
具体的にGOAL設定は二種類あります。それは、定性と定量です。
ここでいう定性GOALとは、抽象的なものを指します。定量とは具体的なものを指します。
もう少し言い換えると、定性は目的で、定量は目標ですね。
多くの人は、目標ばかり追ってしまうので、達成にこだわっていたり、プレッシャーを感じちゃったりしているんですね。
だから途中で投げ出してしまったり、達成できなかった時に落ち込んでしまったりします。
そうではなくて、大事なのは目的(定性GOAL)が先にあるということ。
「自分の本当にやりたいことは何か。」
「自分が作りたい世界は何か。」
という目的を決め切ろうということですね!!
それが決まればあとは、定量的なアクションプランを考えていけばいいのです!
コーチとしては、顧客のエフィカシーを高めながら、可能性を信じ、向き合っていきます。そして、それにはコーチ自身の在り方が重要になってきます。
やはり在り方の部分ではどこまでいっても求められますね!
今回のテーマはGOAL設定でした。人生においてGOALがあるかないかではとても大きな差が生まれます。
この世界に何を残せるのか。一度しかない人生をどう生きるのか。ここを顧客と決め切る時間はとても重要だと言えますね。
コーチとして、在り方に向き合い続けます!!!