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自作三味線【胴】


自作三味線の【胴】部分の作り方紹介になります。


三味線【全体】見取図はこちら↓

三味線【胴】図面はこちら↓


【材料】

・木材(檜材) 600×9×60 2ヶ
・シナベニヤ 600×300×4
・木工用ボンド

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【工程】

1、メインカット(側面)

(サイズは図面を参考にしてください)
・木材(C)を202ミリにカット(2枚)
・木材(C)を156ミリにカット(2枚)

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2、メインカット(上下面)

・202×174ミリにカット(2枚)

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3、棹通し穴あけ

・156ミリカットした方の板に墨を入れる
(穴のサイズは30×9ミリ)
(位置は横が63-30-63ミリ、上から5ミリです)

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(間違えて202ミリに書いてしまった写真)

・線の内側にドリルで穴をさらっていく
(この工程を行った方が圧倒的に楽です)

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(写真は棹なので、参考までに)

・彫刻刀などで大まかに穴をさらってから、サイズに合わせ微調整して削っていく。

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4、音抜け穴あけ

・上部になるベニアに音が抜ける穴をあけます。
今回は無意味にこだわり太陽の形にしましたが、丸でも四角でもなんでも大丈夫です。
(上記同様にドリルでさらい穴を開けます)

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5、箱形成

・カットした板をボンドで張り合わせて箱をつくって行きます。
(今回は輪ゴムで絞めてますが、バイスがある方はその方が良いと思います)

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(今回は上部のベニアだけ後回しにしました)

6、面取り

・全方向の角をやすります。
・四方の縦角に丸みをだします。
(板の厚みを抜かないように注意しましょう)

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【胴の完成】

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この説明は【胴】だけを作る工程になりますので、全体を作っていく流れは後日アップします。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば幸いです。

総合的な制作の流れをまとめた【0知識からの三味線作り】はこちらから↓




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