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自作三味線【小物】


自作三味線【小物】の作り方紹介になります。

三味線【全体】見取図はこちら↓

三味線【パーツ】図面はこちら↓

【材料】

・A木材(檜材) 910×18×30(棹の余り材)
・B木材(檜材) 600×15×15
・C木材(檜材) 600×9×60(胴の余り材)
・D木材(丸材) 5×30
・F平板(塩ビ) 300×300×1
・木工用ボンド
・プラスチック用ボンド
・丸ネジ 2×12 2ヶ
・ナット 2ミリ 2ヶ

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【工程】

1、糸巻

1、木材(B)を150ミリに3本カットする。
2、片側先端を丸く削る。
(端から10ミリを6ミリ、30ミリを8ミリ)
3、やすりで面取りをする。

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2、甲

1、木材(A)、棹の余り材を40×18×10ミリに2ヶカットする。
2、18ミリの片面を5ミリ斜めカットして落とす。
3、10ミリの面を丸く削る。
4、角を面取りをする

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3、サワリ

1、木材(A)、棹の余り材を20×18×10ミリに2ヶカットする。
2、図面の通り削る。
3、角を面取りする。

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4、上駒

1、木材(B)糸巻の余り材を30×3×3ミリにカットする。
2、片面2ミリのみ切れ込みを入れる。
(位置、横から4-11-11-4)

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5、東サワリ

1、木材(D)を30ミリにカットする。
2、片側先端を角を落とす。

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6、継ぎ

1、木材(B)糸巻の余り材を20×10×6ミリにカットする。
2、図面のサイズにカットする。
3、角を2ヶ所丸くする。

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7、駒

1、木材(B)糸巻の余り材を30×9×5ミリにカットする。
2、図面の通りに上部の中部を2ミリ削る。
3、平板(F)を26×5ミリにカットする。
4、カットした木材と平板を貼り合わせる。

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8、撥

1、木材(C)胴の余り材を30×130ミリに2枚カットする。
2、1でカットした木材を2枚貼り合わせる。
3、しっかり貼り合わせた後、図面の通り墨を入れる。
4、墨入れの通りに削る。
5、平板(F)を30×90ミリに2枚カットする。
6、5でカットした平板を図面のサイズにカットする。
7、カットした木材と平板を貼り合わせる。
8、適当な位置にドリルで穴をあけ、ネジで止める。
9、面取りをする。

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【各パーツの完成】

この説明は【各パーツ】だけを作る工程になりますので、全体を作っていく流れは後日アップします。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば幸いです。

総合的な流れをまとめた【0知識からの三味線作り】はこちら↓


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