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大学生の飲み会コール"LaMarseillaise"説

挨拶

2回目の投稿になります。前回は「日本人はなぜ抽象先行思考が苦手か?」というお堅いテーマで書きましたが、今回はふざけ切って右脳発散系です。

テーマは「大学生の飲み会コール"LaMarseillaise(ラ・マルセイエーズ)"説」です。(ご存知ない方のための動画:https://www.youtube.com/watch?v=NsYFFsoFgHI)

結論とアウトライン

あるとき、ふと僕は思いました。「あれ?大学生が飲み会で散々わめき散らしてる"コール"って、現フランス国家/フランス革命時の革命歌”La Marseillaise(ラ・マルセイエーズ)”と本質的に同じじゃないか?」

両者には共通点が2つあると思っています。

「封建的旧体制からの解放の叫び」である点と

「ナショナリズム高揚の手段」である点です。

共通点1:「封建的旧体制からの解放の叫び」

「封建的旧体制」とは?

アンシャン・レジームと言われるやつです。フランス革命の文脈では、絶対王政とか、国民が抑圧されて貧しいこととか、まあふわっとそんな感じだと思ってます。

大学生においては、633の、実質的に高校まで含めた義務教育がこれに近いと思います。言い換えれば大人に縛られて勉強してた時代です。

大学生は、大学受験という最後の「お勉強期間」から解放され、フランス国民よろしく自由を求め、やりたい (ヤリたい)放題遊び散らかします。

そりゃ叫んじゃいますよね。(ユカリノンデナクナイ?ウォウウォウ)

勉強自体よりも大学の看板を求め、嫌々、でもしっかり勉強してた早慶MARCHあたりの学生なら叫ぶのめちゃ自然じゃないでしょうか。

共通点2:ナショナリズム高揚の手段

「ナショナリズム」とは?

フランス革命の文脈では、革命派の団結心がナショナリズムの精神に近いものだと思っています。

大学生はつながりが薄いです。それまで絶対的に帰属意識を持てていた「クラス」とか「家族」とかいうコミュニティが薄くなって、自分から向かって行かないとどこかに「くくられ」ません。だから、明確に帰属意識を持てる場所としてのサークルが重宝されます。

フランスが国家を歌ってナショナリズムを高めることよろしく、サークルや友達でもコール歌ってナショナリズム高めたいと思うのは自然と言えば自然だと思います。

まとめ

超雑な理論でお送りしましたが以上が最近考えたことです。

ちなみに僕史上(主義思想とは無縁にシンプルにメロディが)最もかっこいい国歌は、ロシア国歌です。映画『レッドオクトバーを追え』での斉唱シーンは鳥肌です。https://www.youtube.com/watch?v=3Km2C49AZFg

これはもう東京のコール文化にぜひ取り入れて行きたい。切実に。

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