素人が絵本を描く日記　〆切41日前　お前の物は俺の物

◆最近の出来事

育児は理不尽である。

最近、私達親子は風呂上がりにアイスを食べる事が日課になっている。

風呂から上がり私は息子にアイスを渡した。

それから風呂場の諸々の片付けを終えようやく一段楽して自分の食べるアイスを開封した。
するとテーブルでアイスを食べている息子が台所にいる私を呼んだ。

「パパ〜トントン」
隣に座れという意味だ。とても可愛い。

私は開封したアイス片手に隣へ腰掛けた。

すると、息子が自分のアイスを私に食べさせようと差し出してくれたのだ。

嬉しかった。
人に何かを与えるという行為を覚えた息子。

息子の成長と、その行為に目頭が熱くなる。

私は差し出されたアイスを手に取り一口頂いた。

すると息子は私が手にしていた開封したばかりのアイスを指差し「これ食べる〜！」と急に叫びだした。ダメ！と断ると泣き始める。

酷い。結局私は泣く泣くほぼ新品のアイスと半分以上食べかけのアイスを交換させられてしまったのだ。

反省点として私は台所の影に隠れて食べるべきだった。
まぁここでビシッと断れない自分も親として甘いのですが。

◆絵本について

一通り描き終えた。

ふと他の絵本を見て思ったのだが、その絵本には表紙の裏と背表紙の裏には絵が入っていなかった。

私の描いた絵本では表紙の裏から１ページ目が始まっている。まずい。

もし表紙の裏に絵が入れられないのであれば１ページづつずれてしまう。

見開きを想定して描いた絵が全てずれてしまう。

大丈夫なのか。