間違っていなかった!?少ない小遣いで買った図鑑セット。
部屋の中に虫が入ってきました。羽蟻のような小さいアブのような。
虫が嫌いな妻は、寝そうだった赤ん坊を抱き抱えているにも関わらず「何とかして!」と大騒ぎです。
私は妻ほど虫が嫌いな訳ではありませんが好きではありません。
のそのそと虫退治用のスプレーと持ち出し倒そうと準備していました。
そんな中テンション爆上がりの2歳の息子。
「虫だ!虫だ!パパ!虫!」逃げ惑う様子は無く積極的に関わりに行こうとします。子供の好奇心を鷲掴みにしたのでしょう。
そんな嬉しそうな息子の感情は私にも伝播しました。
「パパ虫倒すね!」
シュー!!一心不乱にスプレーを吹きつけました。
倒れた虫を見て息子はまだ楽しそう。
「捕まえる!捕まえる!」
素手で虫を掴もうとしていましたがティッシュを渡しました。
そして虫をトイレに流した後、嬉しい事がありました。
「何の虫だろー?」と言って、オモムロに昆虫図鑑を取り出したのです。
驚きました。
自らの知的好奇心を満たすため息子が自分自身で調べようとした事。(ページを捲って探すのは私なのですが)
恐竜の図鑑や鳥の図鑑も並べているのですが漢字はおろか平仮名も読め無い息子が背表紙だけで判断し昆虫図鑑を手に取った事。
実ったのか?実るのか?
自分のとってきた行動が息子の成長に結び付いて来ているのかと走馬灯のように過去の自分が蘇ってきました。
少ないお小遣いをはたいて購入した中古の学研図鑑セット。
新しい動物や虫を見た時に「今日見たのはコレかなー?」と息子と図鑑を開いた日々。(片手で足りる程度の回数ですが)
結局何の虫か分からなかったのですが今回の息子の行動が一時的なもので無く継続してくれる事を願うばかりです。
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