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素人が絵本を描く日記 〆切32日前 ソーシャルディスタンスと勇気

◆最近の出来事


ショッピングモールのレストラン街で外食をした会計時の事だった。
私の前には腰が大きく曲がったお婆さんが並んでいた。カートを引いているが1人では移動するにも楽ではなさそうな様子。


私はその方から1m程離れていた。足元のソーシャルディスタンス確保のシールに従って立っていたためだ。時間帯もあって私の後ろには数組並んでいた。


自分の順番を待っているとお婆さんの横に腰の真っ直ぐな御婦人が1人スッと立った。

お婆さんと御婦人の距離も近く、年齢も結構離れているように見える。御婦人はカートを引いていなかったため、「親子か」と思った私の感覚はそんなに変ではないと思う。

お婆さん達の会計の順番が回ってきた。私は財布を取り出しスムーズに済ませる準備を始めた。そしてお婆さんの会計が終わり、支払いをしようとレジ前に移動しようとすると待ったがかかった。

続いてお婆様の後ろに並んでいた御婦人が会計を始めたのだ。そしてお婆様は店を振り返る事なく去っていった。

ここでようやく気付いた。親子と思えた二人は全くの赤の他人だったのだ。私はソーシャルディスタンスを利用してただただ割り込まれただけだったのだ。

私は自分に言い聞かせた。

「自分は歳も若いし譲ってあげたんですよ」と。

しかし後ろに並んでいる人からすると溜まったものではない。下手すると、私が知り合いを前に入れた共犯者とも間違えられかねない。やはりビシッと注意すべきと思った。が、会計も終わりかけ今更勇気が出ない。結局何も言えず泣き寝入り。

後ろに並んでいる方々申し訳ありませんでした。

◆絵本について

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ISBNの取得申請をした。書籍出版物を特定する事が出来る13桁のコード番号との事。国際標準図書番号の略らしい。本格的だ。これはネクパブのサイト内で申請した。費用は税込み5500円。決して安くはないがいよいよといった気がする。

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