ネット上のコミュニケーションで求められるモラルとは
LINE、TwitterなどのSNSを使うとき、皆さんはどのようなことに気を付けていますか?近年、中学生や高校生もスマートフォンを持つようになり、インターネットでの会話が身近になっていると思います。というわけで今回はネット上でのコミュニケーションのマナーについて書いていこうと思います。
1.個人情報を公開しない
SNS上にアップロードした情報は、不特定多数の人が見ることができます。そこに個人情報を載せてしまうと、写真などを手掛かりにして住所や学校を特定されてしまう危険性があります。名前や電話番号、顔写真などが含まれている投稿はしないほうがよいでしょう。もしくは、投稿を知り合いだけが見れるようなアカウントの設定などにしておくといいでしょう。
2.インターネットで知り合った人には注意
Twitterなどの知らない人とつながることのできるアプリでは、年齢や性別を偽って接触しようとする人もいます。中学生や高校生が実際にこのような人と会ってしまい、性犯罪などの被害にあってしまうことがあるそうです。
3.誹謗中傷をしない
ネットでコミュニケーションする際は、自分が被害者になることもあれば、加害者になってしまうこともあります。僕は中学生のときSNSで誹謗中傷のようなことを書いてしまったことがあるのですが、今考えればとても危険で軽率な行動だったと思います。後でいくら後悔してもネットに投稿したものは完全に消すことはできません。掲示板やTwitterなどに誹謗中傷の投稿をするのは絶対にやめましょう。またネット上での誹謗中傷による逮捕例もあります。ここではそのうちの二つを紹介します。
1.無職の少年が滋賀県の高校三年生を誹謗中傷したとして、名誉毀損の疑いで逮捕されました。この高校生は誹謗中傷を約一年間受け続け、その後自殺してしまったそうです。そして彼の父親が警察に捜査を依頼したことで逮捕に至ったということです。
2.元AKB48の川崎希さんに対してネット上の掲示板で「転べ」「流産しろ」といった誹謗中傷の書き込みをした女性2人が侮辱罪で書類送検されました。裁判所を通じて誹謗中傷の書き込みに発信者情報開示請求を行い、個人情報を特定して刑事告訴したそうです。
というわけで誹謗中傷の逮捕例を紹介しました。たとえ相手が個人であっても有名人であったとしても誹謗中傷は絶対にやってはいけません。
おわりに
今ネット上で誹謗中傷に使われているSNSは本来は友達との連絡であったり、趣味の情報収集などに使われるものです。ネットを利用する一人一人がモラルを持って使うことができればいいと思います。
参考文献