第4回ワークショップ「デザイン経営PLAY!~事業者とデザイナーの協働を促すデザインとは~」
こんにちは、美大生×官僚 共創デザインラボ 西野(リサーチャー)&安富/三枝(note担当)です。
この記事では、2021年9月12日に開催された、第4回デザインワークショップについてレポートしていきます。
今回のワークショップは緊急事態宣言の影響もあり、オンラインで開催されました。
また、オブザーバーとしてたくさんの方にもご参加いただくことができました。
この記事では、ワークショップで使用したオンラインツール・miroやzoomのスクリーンショットも混えて、雰囲気をお届けしていきます。
テーマについて ーデザイン経営
2018年5月に、経済産業省および特許庁は「デザイン経営宣言」を発表しました。デザイン経営とは、企業の経営にデザイナーが加わり、事業コンセプトや戦略立案などにもデザイン力を活かすことで、企業価値向上を目指す経営スタイルを指します。
そんな経営方針を持った企業が増えることは美大生にとっては、またとないチャンスです!しかしながらデザイン経営はまだまだ、事業者にとってもデザイナーを目指すデザイナーにとっても、ハードルを感じる言葉です。
今回のワークショップでは、経産省官僚と美大生が共にデザイン経営の理解を深めることからはじめ、この観念がより広く社会に浸透していくための「仕掛けのデザイン」を考えてみることにしました。
ワークショップの準備 ー事前講習&リサーチ
まずはアイディア出しの基礎となる知識を増やすため、官僚さんから動画による事前講習を頂きました。デザイン経営宣言がだされた背景や先行事例などを学びました。
そこから美大生各自でデザイン経営についてリサーチを行い、それぞれに目標や問題意識をもって、予行演習および当日のワークショップに臨みました。
グループワーク
美大生×官僚 共創デザインラボのワークショップの特徴は、美大生と官僚がチームに分かれてディスカッションを行うことで多様な人同士のコラボレーションによりアイディアを創出することです。今回は参加メンバーへのインタビュー形式で各チームのグループワークの様子を見ていきましょう。
・Aチーム-美大生:和田さん編
デザイン経営のためのインフォグラフィック「デザイン経営Cooking!」の提案
・ Aチーム-美大生:荒谷さん編
デザイン経営のためのインフォグラフィック「あつまれデザイン経営の森」の提案
・Bチーム - 美大生:赤星さん編
デザイン経営のための教育ツールの開発「デザイン経営・福笑い」の提案
・Bチーム - 美大生太田原さん編
デザイン経営のための教育ツールの開発「シュミレーションゲームでデザイン経営追体験」の提案
・Cチーム - デザイン人材 山川さん編
デザイン経営のための教育ツールの開発「ビジョンダウト」の提案
・Cチーム - 美大生 福原さん編
デザイン経営のための教育ツールの開発「ビジョンダウト」の提案
・Dチーム - 美大生秋丸さん編
デザイン経営のためのサポートキットの開発「企業の未来雑誌/未来カレンダー」の提案
デザイン経営のためのサポートキットの開発「デザイン経営あるある/なしなしカードゲーム」の提案
美大生×官僚 共創デザインラボ第4回ワークショップも、大盛況のうちに終えることができました。
グループワークで出されたアイディアのうち、いくつかはデザインプレゼンとして視覚化されます。お楽しみに。これからも美大生×官僚 共創ラボをよろしくお願い致します。