絵旅人の神滅余燼編のメモ

余燼編メモ

ストーリー整理
まず、ミステリー愛好者からの一言、余燼編の構成はアガサクリスティーの「アクロイド殺し」と同じトリックです。
最初に読んでいた時に、ストーリーの展開を追いかけていたから、細かいヒントを見逃したこと今もう一回読んだら、気づきました。もう一つ言えるのは、ルート固定により、指揮官は夢に侵入という先入観も初回の時に、ミスリードの作用があると思います。
と言っても、結果を知ってからの視点と初回視点は全然違うから、「ここ実はヒントね」は後の祭り?

アインくんの余燼編は時間の軸での移動はあまりないから、ストーリー順で読み進むと謎は全部解けました。
気になるポイントは、「そのプラグラムには本来、地球上の個体をランダムかつ定期的に箱舟世界まで送り込むためのものだった。」、これは全ルート共通のプログラム、それとも夜のキリオスだけあるプログラム?ここもっと神滅全体で揃ったから、深掘りすべきかもしれません。
私、中国語で読んでいる時に、ここ全然気に留めなかったです。でも、当時前半の3ルートのストーリーに圧倒されて、理性的に再考する余裕もなかったです。ようは、情緒不安定でした!!!
 

感想
画家ちゃんとアインは「ザ・青春」
危機が迫る状況の中でも、現代と変わらないやり取りは微笑ましいです。
母親の件、アインにとっては一生癒えない傷です。父親への不信、裏切りへの恐怖、画家ちゃんに出会ってからは徐々に直視できるようになっていく過程、この余燼編の一撃、深淵に突き落としたような気がします。絶対裏切らないと信じている人だから!
ここからの這い上がりは燃える!!!少年漫画だ!

「武器と呼ぶには程遠いけれど、どんな武器にも勝るものだ。」、大好きなセリフ!
「人は愛する人ができたら、強くなる?弱くなる?」、この質問よく聞くが、もちろん強くであってほしいのは私の個人的な好みです。しかし、ちょっともやもやする部分もありますが、「一緒につよくなればいいではないか?」、別に一人で背負う必要ないですよね。
だから、私は絵旅人にハマったねってすごく納得しました。

「燼」:もえのこり
余燼っていう言葉は、このストーリーの中で夜のキリオスを指していると思います。ボロボロになっても、燃え残っても、最後の力を振り絞って花火を打ち上げた!
最後まで抵抗を諦めない夜のキリオス、もう一人のアインです。

神滅メインは確かに現代編に分類されました。でも、カードストの分類はエリュシオンです。
これは、成長、共闘と抵抗の物語です!

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