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令和8年度採用教員採用選考試験の実施日を確認してスケジュールをたてよう
令和8年度採用の教員採用試験第1次選考の日程が発表され始めています。
5月11日に実施される長崎県、6月15日実施の北海道・札幌市、7月12日実施の山形県とさまざまです。
一番早い実施は5月11日に合わせると、受験日まであと6か月。
そろそろ本格的な準備をしたい方も多くなってくる頃です。
そこで今回は、「ねこのーと」のおすすめする受験まで6か月のスケジュールをご紹介したいと思います。
インスタグラムでは、すでにリールで投稿しています。
5月11日標準日について
すでに「標準日」のことをご存じの方は多いと思いますが、念のため確認していきましょう。
教員採用試験の標準日は、「教員資格認定試験」実施日に合わせたもの。
令和7年度採用の標準日は「教員資格認定試験」が実施された6月16日でした。
なぜ、教員資格認定試験の日に合わせているかというと、教員採用試験の一次選考をこの日に合わせた場合は、教員資格認定試験(小学校)の問題を参考提供することが可能だからです。
令和8年度教員採用試験の標準日は、5月11日となっています。
教員資格認定試験とは
教員資格認定試験というのは、教員を目指す方なら、教員養成課程であったか否かにかかわらず受験ができる試験で、文部科学省が開催しているものです。
教員資格認定試験は、広く一般社会に人材を求め、教員の確保を図るため、大学等における通常の教員養成のコースを歩んできたか否かを問わず、教員として必要な資質、能力を有すると認められた者に教員への道を開くために文部科学省が開催している試験です。
平成30年度から、教育職員免許法に基づき、文部科学大臣が行う教員資格認定試験の実施に関する事務を、独立行政法人教職員支援機構が行うこととなりました。
それでは、さっそく「ねこのーと」が提案するスケジュールについて説明していきます。
受験前6か月のスケージュール
まず、こちらの表をみてください。
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教員採用試験まで6か月。
この場合は、前半3か月、後半3か月とひとまず分けます。
前半が予定より早く進んだ場合は、後半の期間を長めにとればよいのですが、前半が押してしまい、後半が短くならないように気をつけます。
専門に関しては、3か月間コツコツと継続して進めていきます。
教職教養は、次の順番がおすすめです。
1か月目:教育法規・教育時事→A
2か月目:教育原理・教育時事→B
3か月目:教育心理・教育史 →C
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科目の分け方について
これまでの指導経験から、これが一番効率的だと思い、このように2科目をセットにして3つに分けました。
A、B、Cのどれから始めてもよいと思います。
(「ねこのーと」はA→B→Cの順)
教育法規と教育時事を並行して学習していくのは、教育時事でとりあげられやすい内容は、教育法規にも関連することがあるため、理解しやすくなるからです。
教育原理も同様です。
教育原理で頻出のものには、教育時事でも頻出のものがあります。
教育心理は、実験した人物や提唱者がよく出題されますが、教育史でも扱われるので、出題数が少なめの両科目は、あわせて学習を進めると、あっという間にまとめることができます。
この記事のまとめ
教員志望者が少ないといわれていても、教員になりたいと心から思っている方もいらっしゃいます。
「合格基準」は、その時々の社会背景によって変わることもあるかもしれませんが、そういった方々の、教員採用試験に対する学びの姿勢が外的なことで変わってしまうとは思えません。
それは、インスタグラムのメッセージでも伝わってきます。
また、倍率が低かったり、合格者が多いなどと聞くと、自分は大丈夫かと不安になることもあると思います。
溢れかえる情報は、有益なこともありますが、心を痛めることもあります。
そのような中でも、自分らしく、自信をつけながらチャレンジしていくためには、
・自分の現在の力を知る
・それにあったスケジューリングをする
・そして実行する ことです。
「ねこのーと」のnoteが少しでもお役に立てることを願って進めていきます。
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