教員採用試験の過去問をやってみて思うこと
教員採用試験の受験対策に欠かせないことのひとつが「過去問を解く」ということですよね。
教えるという立場の私は、もしかすると受験生の方々よりも過去問を何度も解いたり、確認したりしているかもしれません。
そんな私が、今回は過去問を解いてみて、こんなことを思っていますというお話です。今回はそのパート1。そもそも一次試験は必要なの?というお話です。
教員採用試験の一次試験って必要なの?
過去問といえば、教員採用試験って、私が受験した頃と変わったところは、もちろんあるのですが、もうずっと、これだけは変わらないなあ・・というところもあるんです。
それが一次試験教職教養の出題分野。
私が受験した頃といえば、もう30年以上前のこと。
そんなに前なのに、変わっていないなんて、ある意味すごいですよね。
教員採用試験って、社会が大きく変化しているのに、出題内容が変わっていないなんて、ダメなんじゃない?
そんな風にとらえてしまいそうですが、実はそうではないって思うんです。
その理由は、
変わらないものは、変えられないものだから。
そして変えてはいけないものだから。
ということで、
教員採用試験の一次(筆記)試験、とくに教職教養は必要。
なぜなら、教員になってから困らないために、ここだけは知っておいて欲しいことがあるから。
確認してくれているかな、と知りたいから。
そのために試験をするよってことで必要。
私はそう思っています。
教職教養の過去問
そんな感じで、教職教養の分野は変わらないのは、それは当然だと思うけれど、最近の傾向として、法規や時事問題は増えていますよね。
きっともうご存知だと思います。
そしてそれにも理由はあります。
出題者ではないので、理由はおそらく、です。
ちなみに法規は出題されやすいところがとてもわかりやすいです。
それは、私が優れているとか、目が利くとか、そういったことではなくです。
採用される前から知っておいてほしいこと。
教員になったら、これは知っておかなければ困るかもしれないこと。
それは、今も30年前も変わっていない。
そして、それは法規で示されているというだけ。
この記事のまとめ
教員採用試験の過去問をやってみて思うこと。
教員採用試験の一次試験に関して。
教職教養は必要だと思っている。
なかでも、法規は特に必要だと思っている。
その法規については、
1.出題される条文がわかりやすい。
2.出題される条文は、教員になってからのために知っておいてほしいことが出題されやすい。
いろいろな過去問を解いて、そう思っています。