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教員採用試験2024年実施の全自治体の過去問と「ねこのーと」のこと(教職教養の評価)

令和8年度採用の教員採用試験対策のひとつとして、令和7年度採用(2024年実施)教員採用試験、全自治体の出題傾向と「ねこのーと」の対策を比較し評価してみました。


評価の対象


今回評価したものは「ねこのーと」のこちらです。

こちらは、受験直前に、
「ねこのーと」が、令和7年度採用向けに対策すべき教職教養の超重要ポイントとしてあげてきたものを、A4サイズ1枚にまとめたものです。
かなり小さな文字です。

このマップは、有料版なので、この記事でお見せできないのですが、ここであげたもの、つまり「ねこのーと」が令和6年に受験された方向けに「ここが超重要だよ!」とあげたところが、さまざまな自治体で出題されていたことがわかりました。

購入して下さった方のお役に立てたかもしれないと思うとすごく嬉しいし、自分の予想は間違えていなかったことがすごく嬉しいです。

予想が当たるということ


さて、その予想が当たるということについて、せっかくなので「学習指導要領」のチェックもかねて話してみたいと思います。

みなさんは、小中学生の頃、理科の実験をしたことがありますよね。
理科の実験は、子どもたちが大好きな学習のひとつです。

その実験の経験を思い出してみてください。

理科の実験前に「予想」をしませんでしたか?

たとえば、小学6年生の理科。
 「物の燃え方と空気」という単元で 、割りばしを燃やす実験をするというときに、
「物を燃やす働きのある気体は何か予想してみましょう」
というような予想をしませんでしたか?

このときの「予想」の仕方を考えてみてください。

これまでの経験や知識をもとに、物の燃焼と空気の変化についての関係を考えながら、物の燃焼のしくみについて根拠をもって予想や仮説をもつことができるとよいですよね。

こうなると思う考えに、根拠をつけて予想することが大切です。

小学校学習指導要領(平成29年告示)解説理科編では、

問題解決の力を育成するに当たり「自然の事物・現象から問題を見いだし、根拠のある予想や仮説を発想したり、その予想や仮説を基に、解決の方法を考えたりすることにより、見通しをもった問題解決の活動が充実する。」

(「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説理科編」より引用して一部を抜粋)

と示されているように、仮説を設定することが、問題を解決するためにとても重要としていることがわかります。

「ねこのーと」でも同様に、事実(過去問)を確認し、根拠のある予想や仮説を立て、その予想や仮説をもとに、解決の方法(合格への道筋)を考え、見通しをもった問題解決(教員採用試験合格)に取り組んでいます。

もちろん、常にPDCAサイクル、計画➞実施➞評価➞改善も行っています。

この記事のまとめ

今回は、「ねこのーと」も結構いい感じです、という自慢のようにもとれる内容となってしまいました。
「ねこのーと」は、もちろん結構いい感じですと思っていますが、それを判断するのは「ねこのーと」ではありません。

使う人によって、その価値は変わってきますし、出題傾向は、過去問分析をすれば、当然だれもが同じ結果を得ることができます。

つまり「ねこのーと」だけが特別に正しく出題傾向をとらえることができるわけではないということです。
もっというならば、出題傾向、頻出事項などは、いろいろな方法で知ることができます。

教員採用試験の合格のためには、そういった情報、さまざまなテキスト類をどのように使うかということです。

教員は、なるまでよりもなってからの方が大変でもありますが、楽しさもたくさんあります。

まずは、自分にあう方法を上手に活用して教員になってほしい。

そして、もし「ねこのーと」が使いやすかったら、利用していただければと思っています。

応援しているよ!





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