教員採用試験の採用視点はいつの時代も変わっていないと感じるという話
教員採用試験
と一般的にいわれているものは
公立学校の教員
を採用するための選考試験
正式には
「公立学校教員採用候補者選考試験」
です(以下「教員採用試験」)
企業が
自分の会社にとって
必要な人材募集をするのと同じように
地方公共団体が
自分の自治体の教員にふさわしいと思う
教員を採用するために選考をしますね
基本的には
就活
のひとつだと思います
今回は
公立学校の教員採用に関して
あくまでも個人の考えとして
けれど
もしかしたら
教員採用試験の
面接試験や場面指導
模擬授業に向き合う方のヒントになるかも
という話を書いてみたいなと思います
繰り返しますが
これは
私の個人的な考えというか
「想い」です
そして
社会人の子をもつ親としての
老婆心でもあるかもしれません
教員採用試験の内容
一般的に
教員採用試験といわれているものは
公立学校の教員
を採用するための選考試験です
地方公共団体が
自分たちの行政区域に設置する学校の
教員にふさわしいと思う
教員を採用するために選考をする試験ですね
教員なので
学習指導と生徒指導にかかわるため
学習の基礎的な知識
生徒指導をするうえで必要な資質
その両方が採用の観点になっていると
考えられます
教員採用試験の一次試験で
一般教養
教職教養
専門教養
が問われるのは
児童生徒に学習指導をするにあたって
基礎的な知識があってほしい
二次試験で
個人面接(集団面接)
場面指導や模擬授業
地方公共団体によって多少の違いはありますが
そういったものを
選考試験にしているのは
児童生徒への接し方
保護者や地域の方への接し方
授業をするにあたって
児童生徒に理解できるように
話したり
話し方を工夫したりできるか
いつも怖い顔をしていないか
相手のことや周りのことも考えられるか
といった
教員ならではの
人との接し方や見方考え方
公務員としての立場
このような
基本的な部分が身に付いているか
などを確認したい
そういったことから
選考があるのかなと感じています
つまり
一次試験では学習指導にかかわること
二次試験では生徒指導にかかわること
ぴったりではないですけれど
そんな感じかなと思います
いつの時代も教員に求められていること
基本的な選考方法が
いつの時代も変わっていない
教員採用試験のパターンが
30年以上前と現在でも変わらないのは
教員は
学習指導と生徒指導の二つの側面がある
ということが変わっていないため
基本ラインも変わらないのかな
そう思っています
平成8年に文部科学省から
「人物評価を重視する方向に採用選考の在り方をより一層移行」
「諸活動の実績などを評価する選考方法の改善を一層進める」
「民間企業経験者や教職経験者について、その社会経験を適切に評価」
などがあげられましたが
※「教員採用等の改善について(通知)」平成8年4月文部科学省より引用して一部抜粋
教員は学習指導をするので
どれだけ
資質的に教員に向いていようとも
学習指導に支障があっては困るので
やはり筆記試験も大事だと思いますよね
採用試験の倍率について
教員採用試験は
一般企業の採用選考とちがって
とても注目が集まります
ものすごい倍率だったり
激務がわかっていたりする企業よりも
教員採用試験が話題になるのは
やはり公務員であること
義務教育にかかわることだから
なのかもしれません
倍率については
特にピックアップされがちですが
退職者数や社会的背景に影響されるので
時代によって本当に差があります
ですので
倍率が低いとか高いとかで
教員の資質を判断するのは
私は少し違うかなと感じていて
倍率とは関係なく
本人の生き方
考え方によって
働き方が変わっているだけかなと思います
多くの年代の方と関わって
そのように感じました
教員採用の二次試験にあたって
これから教員採用試験の面接
という方も多いと思います
私は縁があって
ここ3年間
教員採用にじっくりと向き合ってきました
教員採用試験をサポートしている立場
というよりも
今回は
もし自分の子が
公立学校の教員試験の
面接に臨もうとしているなら
こんな風に話してみたいなと思うことを
書いてみようかなと思いましたので
よかったら読んでみていただければと
なぜ教員になりたいの?
なぜこの県(市)の教員になりたいの?
なぜ公立学校の教員を選ぶの?
教員としての自分のビジョンはどんな感じ?
この記事のまとめ
今回は「面接」のお話しなのですが
いつもとまったく違った視点で
書かせていただきました
自分の経歴や現在の立ち位置など
あまりお伝えしていないので
どこの誰?
みたいに思われるかもしれませんが
ごめんなさい
こういった誰もが閲覧できるもの
での発信ということで
こんな感じの立ち位置でいます
私の身近な人々のプライバシーが
想像できることは避けたいなと思ってのことです
ですが
なんだか役に立つかもと
思ってくださっている方々もいてくれて
noteをはじめてよかったかも
そんな風に思うこの頃です
教員採用の選考は
いつの時代も「教員」になるために
必要なことを求められていると思います
内容はその時々によって変わっても
です
だからと言ってはなんですが
自分は教員になりたいです
どうでしょうか
そんな気持ちで面接は受けてみたら?
我が子には
そういうかもしれません