くねくねハニィの「What's up? ~最近どうよ?~」12月前半号 – 新ハード最新売上情報とイギリスセールスデータ!『原神(Genshin Impact)』がすごいとかWarnerの映画館軽視にNolan も怒ったとか!Facebook、インスタとワッツアップの売却要求さる…など業界最新ニュースもおしえちゃう!
こんにちはー。2020年も残すところ1ヶ月を切ってしまいました。新ハードPlayStation 5、Xbox Series X|Sも売り切れ続出です。だからと言っていっぱい売れているということではないようです。
つまり、需要にたいして供給量が足りていないのです。新型コロナ感染拡大にともなうロックダウンでゲーマーのすそ野が広がったことは間違ないので、アーリーアダプタの数もそれに応じて増えているはずですから、このチャンスロスは年末商戦でちょっと勿体ないはなしですね。ソニーにもMicrosoftにも供給量の早急な確保をお願いしたいところですね。
さて、Twitterで紹介したNPD(アメリカの売上データ会社)の中のアナリストのコメントについて最初に話しますね。先月私がたくさん書いた「クラウドゲーミング」に関して。NPDのアナリストから見てもなかなか難しいとの見解。
<翻訳>
世はクラウドゲームの話題で盛り上がっているけど、理論的には素晴らしいことだと思う。でも、劣悪なインフラストラクチャ、つまりアメリカの多くの場所で見られるブロードバンドへのアクセス制限、非現実的なデータ容量の制限、そして高コストの負担。これらが強いられている限り、クラウドはアメリカではうまくいかないだろう。
クラウドに関する楽観的な予測はすべて、多くのアメリカ人に影響を与えているこれらの現実を無視しているように見える。
アメリカのISP(インターネット・サービス・プロバイダ)が腐っていなければ、クラウドゲーミングの成長は非常にエキサイティングなものになると思うけど。
アメリカの一般家庭が自宅のネットワークをクラウドゲーム用に最適化するかな?グッドラック!
つまり、当分悲観的ということですね。日本と違って国土の広いアメリカで日本と同等のインターネットインフラはほぼ実現されていません。特に地方では。
スピードだけでなく、総データ量の制限もかかっているため上限に達すると一気にスピードが落ちます。従って、バリバリのゲーマー君たちはネットゲームを楽しむためにISPにしこたまお支払いしているのです。
アメリカに出張したことのある方なら「高速インターネット」を謳ったホテルのWiFiにイライラしたことがあるのではないでしょうか。逆に言えばそれだけ日本のインフラは素晴らしいってことなんでしょうけど。
さて、今号を含め年内はあと2回となった「What's up? ~最近どうよ?~」ですが、まずはイギリスの週間チャートから、あ、いや、年末商戦はどんな感じなのか最新レポートから行きますね。
この記事での為替レートは1ドル=104円で計算しています。円高は続くよ、どこまでも…涙。
<年末商戦はどんな感じなの>
1.新ハードの売れ行きとソニーの日本市場離れ?
11月に発売された新ハード。11月中の売上は月末のNPDまでお待ちください。ただ、VGChartzがローンチから11月21日までの売上台数を推定でまとめてくれたので、加工してみました!
この時点では出荷数が販売台数とほぼ同数と考えられますので、どっちが売れたかというより、両者がローンチに向けてどれくらい出荷できたのかと見るべきです。したがって、下記のチャートを見てみるとPlayStation 5、Xbox Series X|Sともに北米に力を入れているのがわかりますね。
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