家族は「個」の集合体
私は「個」の傾向が強いからか、家族に対しても少々ドライなところがある。
休日は必ず家族で一緒に過ごす!とも思ってないし、毎日家族一緒に朝食と夕食を食べないと!なんかもぜんぜん思ってない。
それぞれ好きに過ごせばいいんちゃう?と思ってしまうし、強要も絶対にしたくない。
家族は全員でひとつではなくて、「個」の集合体だと思っているから、それぞれが心地いい状態で、それぞれ別々のことをして楽しんでも全く問題ないと思ってる。
もちろん一緒に楽しい時間とか状況を共有することもかけがえのない時間だけど、そればっかりだと私はものすごく窮屈に感じてしまうようだ。
こんなことをいうと「冷たい母親」「家族への愛が感じられない」って思われるんだろうな。と思うとなかなか人には言えないけど。
一緒に旅行に行ったとしても、ある日は一緒に楽しんで、ある日は別行動とかでもいいんじゃない?と思ってしまうし、一緒に過ごしたくない人は無理に参加しなくてもOK〜くらいのノリにならないかな、とか思ってしまう。
たまたま縁があって家族になったけど、家族だからといって同じ思想・同じ趣味・同じ意見を持っているわけじゃない。
ひとりひとり違う人間で、ひとりひとり違う考えを持っている。
そんな私も休日は家族で過ごすもの!
家族団欒がめっちゃ大事!大谷翔平もそうしてたっていうし…!
と自分の心に反して一生懸命家族と一緒の時間を増やそう増やそうともがいていた時もあったけど、やっぱりどどどーーーっと疲れてしまう。
連休とか長期休みも気分が重たくなっちゃうし、とことん私は「個」の傾向が強い。というか強すぎる。もうちょっとみんなとワイワイするのが好きな特性があってもよかったのに。と思うこともあるけど、そんな私を家族は受け入れてくれていて本当にありがたいなと。
だからこそ私が家族それぞれの「個」を受け入れないといけないし、理解もしていきたいし、尊重もしてあげたい。
家族の誰かが「みんなで」を提案してきたら、ちゃんと応えたいしその時は思いっきり楽しみたい。
家族は「個」の集合体として、尊重し合いながらそれぞれの特性や考えを否定せずに、家族それぞれの心地よさに素直に過ごしていきたいと思う。