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セルリバイブとセルリバイブジータの違いとは

こんにちは。共立美容外科の磯野です^^
今回は、セルリバイブとセルリバイブジータの違いについてお話したいと思います!

セルリバイブとは

セルリバイブは、厳密にいうと施術の名前ではありません。「W-PRP」という薬剤を作るために使用されるキットの名前です。

W-PRP療法が正式な施術名で、通常のPRP(血小板を濃縮させたもの)に白血球も一緒に混ぜて作られた「W-PRP」というものを使って行うエイジングケア施術をいいます。

誕生した背景

血小板に含まれる成長因子の恩恵を受けられる「PRP療法」ですが、与える効果のレベルが低く実感できるまでに時間がかかることや、効果が安定的でないことがデメリットでした。

効果の向上と安定を実現させるべく研究を重ね完成したのが「W-PRP」でした。PRPと一緒に白血球も配合することにより、効果の向上と安定を実現させることができたのです。

効果・効果の持続期間

「W-PRP」を受けることで期待できる効果は、小ジワやたるみなどの改善といったエイジングケア効果、ニキビ跡の改善による美肌効果、薄毛の改善による印象の若返り効果などです。

「W-PRP」は通常のPRPに比べて効果が高く、効果を実感しはじめるまでの期間が短縮され、最短2週間にまで短くなりました。
ただし、効果の持続期間は2年前後なので、通常のPRP療法とはそれほど大きな差はありません。

副作用・リスク

副作用には「内出血」や「赤み」といった、注入法による施術と同様の症状が現れます。

リスクには「効果に個人差がある」「しこりや腫れが出ることがある」といったことが挙げられます。

施術範囲

施術範囲は次のとおりです。

  • 目の下のくぼみ

  • 目の下のたるみ

  • 顔のくぼみ

  • 顔にある小ジワ

  • 頭皮

セルリバイブジータとは

セルリバイブジータは、セルリバイブ同様キットの名前なので正式な施術名ではありませんが、当院のようにセルリバイブジータを施術名として呼んでいるところもあります。その他施術名として呼ばれているのは「細胞成長因子添加W-PRP療法」「ニューリバイブジータ」などがあります。

細胞成長因子添加W-PRP療法は、W-PRPに成長因子(繊維芽細胞増殖FGF)を添加させた薬剤を使用し、さらにパワーアップしたエイジングケア効果が期待できます。

効果・効果の持続期間

セルリバイブジータは、小ジワ・少し深めのシワ、たるみなどの改善、薄毛の改善に役立ちます。

注目すべき点は、小ジワだけでなく、ほうれい線や首の横ジワといった深めのシワにも効果が期待できるところです。
W-PRP療法では改善できなかった深いシワにも施術可能なため、本当の意味でのエイジングケアができるようになりました。

繊維芽細胞増殖FGFを添加したことにより、W-PRPよりも効果さらに高くなり、実感のしやすさと効果の持続期間が格段にアップしています。そのため、実感するまでの期間は2週間程度、効果の持続期間は5年程度です。

副作用

副作用は、W-PRPと変わらず赤みや内出血などです。

ただし、しこりのリスクがPRP療法やW-PRP療法に比べて高くなっています。成長因子を添加した施術は、通常のPRPでもしこりが起きやすくなるというデータがあり、特に目の下の施術には気をつけなければならないことがわかっています。

【しこりの原因】
しこりができる原因は、成長因子が強く働きすぎるにあります。成長因子が活発すぎると肌の細胞を活性化させるだけでなく、軟骨細胞まで活発にしてしまい、しこりとなって残ることがあるのです。

しこりが一度できると、完全にキレイに取り除く方法がまだ現在なく、目の下に施術をするクリニックは少ない傾向にあります。

施術範囲

施術範囲は次のとおりです。

  • ほうれい線

  • ゴルゴライン

  • マリオネットライン

  • 頬のくぼみ

  • まぶたのくぼみ

  • 眉間のくぼみ

  • 顔にある小ジワ

  • 頭皮

セルリバイブとセルリバイブジータの違いまとめ

セルリバイブとセルリバイブジータの違いを、項目ごとにまとめてみました。

  • 違い1.薬剤

  • 違い2.効果

  • 違い3.効果の持続期間

  • 違い4.施術範囲

  • 違い5.リスクの高さ

違い1.薬剤

セルリバイブはW-PRPを薬剤として施術をしますが、セルリバイブジータはW-PRPにさらに成長因子(繊維芽細胞増殖FGF)を添加したものを使用します。

違い2.効果

セルリバイブは小ジワ・たるみ・くぼみ・薄毛に効果がありますが、セルリバイブジータは小ジワ・たるみ・くぼみ・薄毛に加えて深めのシワにも効果が期待できます。

違い3.効果を実感するまでの期間と効果の持続期間

セルリバイブは2週間〜2ヶ月で効果を徐々に感じるようになりますが、セルリバイブジータは2週間で多くの方が効果を感じられます。

効果の持続期間にも大きな差があり、セルリバイブは1年〜2年、セルリバイブジータは5年程度にまで延びています。

違い4.リスクの高さ

どちらもしこりができる可能性はありますが、成長因子を添加しているセルリバイブジータのほうがリスクは高いです。

特に目の下に施術する場合はさらにリスクが高まるため、セルリバイブジータに関しては目の下に施術を行なっていないクリニックが多い傾向にあります。

違い5.施術範囲

期待できる効果が増えている分、施術範囲もセルリバイブジータのほうが多いです。

セルリバイブは顔にあるくぼみやたるみ、小ジワ、頭皮が主な施術範囲ですが、セルリバイブジータは顔にあるくぼみやたるみ、小ジワ、ほうれい線などの深いしわ、首の横ジワも施術範囲です。

受けるならどっちがいいの?

どちらを受けるべきかは、人によって異なります。

  • 深いシワも改善したい方:セルリバイブジータ

  • 小ジワやたるみ・くぼみだけ改善したい方:セルリバイブ

  • 早く効果を感じたい方:セルリバイブジータ

  • じっくりとナチュラルな感じで効果を得たい方:セルリバイブ

  • なるべくリスクを抑えたい方:セルリバイブ

もしどちらを受けるべきか悩んだら、以下を基準に施術を検討してみてください。

共立美容外科では、効果をしっかりと感じられる「セルリバイブジータ」を提供しています。独自の施術方法を利用した「セルリバイブジータK」という施術もあるのが当院の特徴です。

もしお話だけでも聞いてみたいという方がいましたら、無料相談も承っていますので、ぜひご活用ください^^