料理日記 その③
豚のかたまり肉を美味しく食べたい。
固くなった肉を食べ終えた時、おぼろげなから浮かんできたのは、無念、疲労、そして美味しい肉への未練であった。
遡ること、10時間前。
前日の夜に買出しを済ませ。さぁ作ろうかとレシピを見直していると、「豚肉に塩を擦り込み1日寝かす」と小さな字で書かれている事に気がついた。
なんと。
そんな大事な事をサラッと書かかないで欲しい…。
①肉に塩を擦り込み1日置く
さて、早速仕込みに取り掛かる。かたまり肉はなかなか厄介な存在で、生の豚肉には菌がいて、素手で触ると都度手を洗わなければならない。かと言って手袋だと、付け外しに手間取ったりする。同時調理となると更に難易度が増すので、シングルタスクにするのがオススメだ。
②肉を焼く。
仕込んだ肉を一面ずつじっくり焼く
ここでも「生肉」問題に直面する。焼き始めは生なのでわかりやすいが、生肉を触ったお箸をいつまで使ってOKか?焼け具合を確かめる為に刺したり、包丁で切ったりして、生だったらどうなるのか?どこまでがセーフでどこからがアウトなのか?素人には判断出来そうにない。。皆どうしているのか?
③野菜も入れて蒸し焼きにする
レシピには15分と書いていたが、生の部分が残っており、火が行き通るまで何度も中をチェックしつつ、トータル40分程掛かった。。
何度も確認するうちに、肉汁は溶け出し、身は固くなってしまった。食べられるが、苦労したほどの感動はなかった。
レシピ本の写真はあんなに美味しそうなのに。こんな風に作ってみたい。美味しく食べたい。そんな気持ちを次回への糧としたいと思う。
今回の反省と振り返り
●かたまり肉には前日からの仕込みが必要な場合もある
●同時調理でも、生肉を触る時はシングルタスクにする。
●肉は焼き過ぎると硬くなるので、見極めが必要※ただし難しい
p.s.
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