曖昧な記憶
屋外の喫煙所に放置され続けた水のペットボトルに、これでもかというくらいカビが生えている。
緑の苔のような集合体を見て、まりもみたいだなぁと思った。
まりも、わたしが小学生くらいの時にブームがあった。確実にまりもっこりの影響だと思う。
どこかのショッピングモールだか、お土産屋さんだかで買ってきて、小さい瓶に入れて飼育(?)していた、まりものことを思い出した。
まりものことを考えながら、カビを眺めていると、自分が飼っていた(?)のが、まりもだったのか、カビだったのか微妙になってくる。
流石にわざわざカビを飼うはずはないので、まりものはずだけど、胸ぐら掴まれて「本当にまりもか?」と言われたら、「カビかもしれないです…。」と言っちゃいそうだ。
なんか思い出そうとすればするほどカビな気がする。カビ飼う子供だった可能性がある。1/2でアホ子どもだったかと思うと不安になる。しかも確かめようがない。最悪だ。
前にもこんなことがあった気がする。テレビでわかさぎの唐揚げ見ながらししゃもの唐揚げ食べてた時だ。小学生の時にわかさぎフライが出てた気がするけど、あれもどっちだったのだろう。
まりももカビも、わかさぎもししゃもも、別にどっちでもいいっちゃいい。こんなことを考えるよりiDeCoとか検討した方がいい。寿命は有限なのにね。