【現代の妖怪】スイミングスクールを見ました(ネタバレあり)
収録2021.03.28
尺7:59
リード 肥大しすぎた自意識をただただ小さくしたい人
推しの強いネタです。7分間よくわからない世界観に引きずり込まれて、カロリー消費し続けます。これずっと見てたら痩せそうです。
推しは、モノや概念の目的や意味を取っ払って、違うものをはめ込むというのをよくやっていて、それらは通称九月語とされ、九月ファンから愛されて(?)います。(九月ファンが作った非公式九月wikiにまとめて載っています。)
といってもよくわからないと思うので例を出すと以下のようになります。(オープンチャット内の推し本人の発言から引用)
・黒七色の虹
本当にしんどいとき、人間が窓の外に見るもの。黒七色が連なり、人間を見て笑う。「地獄の季節」より
・岩岩岩鳥コストパフォーマンスが悪いさま。『さんがんいっちょう』と読む。「一石二鳥」より
個人的に、上記のようなものが複数入っていて、かつそれらが理解の範疇のギリギリであればあるほど、強いネタだなと感じます。
特に、後者の理解の範疇のギリギリ度合が重要で、一応理解はできるけど納得はできない(または嫌)と感じるものは、頭に残りやすいと思います。
今回のネタで出てくる九月語は
・ごめんなさいの刺身
・エゴボール
の2強でした。自分なりの解釈が以下です。
・エゴボール
頭上15センチくらいに浮いている自意識の球体。大人になるにつれ、その球体を通して人とコミュニケーションをとる傾向にある。
・ごめんなさいの刺身
ミスをした直後に発せられる謝罪の言葉。ミスをしてから謝罪までの時間が短ければ短いほど鮮度が高い。
……一応理解はできます。特にエゴボールは好意的な解釈をすれば「あれエゴボールで喋っていたかも」みたいなタイミングもあったような気がします。
でも、やっぱり納得はできないし、受け入れたくはない。ごめんなさいの刺身とかめちゃくちゃ嫌じゃないですか。人の謝罪を娯楽として食うとか怖すぎるし。
このアンバランスさ、不気味さが推しの1つの特徴だなと思います。つい怖いもの見たさで次々ネタを観てしまって気付けば沼の中、みたいな。
(スイミングスクールのネタが気に入った方は、以下も好きだと思うので見てみてくださいね!)
書いてて思ったのですが、これって多分怪談とか妖怪とかに抱く感情と同じな気がしてきました。
これからも適度に距離をとって、不気味がりながら応援していきたいです。
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