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開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(入院/手術前日)

2021年12月28日、私は人生初の開腹手術を受けた。
前日の27日の午後、大学4回生になる長男の運転で病院まで。
例によってコロナ禍により付き添い不要とのことで
早々に息子と別れ、一人で入院受付へ向かう。

簡単な受付を済ませ、身長、体重を測定、今回お願いしてた入院セット(パジャマ、バスタオル、フェイスタオル、蓋つきコップ、歯ブラシ、ミニシャンプー等一式をレンタルできるサービス。期間中、バジャマやタオルは言えば出してくれる。)の受付も終え、いざ麻酔科医の説明へ。

案内された個室で緊張気味に待っていると麻酔科ドクターと薬剤師が入ってきた。
麻酔科ドクターから手術は全身麻酔と硬膜外麻酔の両方で行う事、硬膜外麻酔は入れる時に少し痛いかもしれないけど、術後の痛みのコントロールにはとても威力を発揮するが副反応も出る人もいたり、カテーテルを入れる場所がデリケートな為、患者さんの意志で拒否もできるがどうしますか?との問い。

沢山のブロガーさんがこの硬膜外麻酔のおかげで痛みから逃れられた事を書かれてたのを見ていたので、「お願いします!」と即答。麻酔科医は「僕も自分が開腹受けるなら絶対、やってもらいますよ」

薬剤師さんとは薬のアレルギーなどの問診や、硬膜外麻酔の具体的な説明があった。

麻酔説明が済むと、入院する病棟を案内された。
ここまでくるといよいよかと急にドキドキが再来。

今回年末年始を挟む入院の為、悲しいかな月またぎになる。高額医療制度を利用したとしても倍?とはいかないかもしれないが、なかなかの出費になることが予測できた為、個室なんて贅沢いってられない、大部屋をチョイスした。女性特有疾患付きの保険に入っているのでマイナスにはならないと思うがトントンというところだろう。

同室にはすでに3名がいた。
2名は翌日退院を控えた方のよう。もう一人がなんと同性の方で、その方が呼ばれても私が呼ばれても二人で「はーい」という状態(汗)本来は同性を同室にすることは無いらしいが、それもそのはず、私が入院して2時間もしないうちに、その方は手術へ向かっていった。

「う~…ドキドキするぅ」というのが耳に入る。

おいおい、このニアミスはあかんでしょ(笑)

そして、何時間たってもこの方は同室には戻らなかった。術後のケアは個室となることを後で知った。

シャワーを済ませ、夕食を摂る。
緊張していたが、これから絶食と思うと食べずにいられない。

素直に美味しくて、白米以外は全部平げた。

緊張してあまり眠れない夜を過ごす…。

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